Baked Chicken with Vegetables 鶏肉と野菜のオーブン焼き

骨付きの鶏肉と野菜をオーブンで蒸し焼きにするシンプルな料理です。一品で、野菜とメインの鶏肉が食べられて、それだけ満足感がえられます。丸鶏をつかって焼いていますが、丸鶏でなくても、好みの鶏肉の武器を使っても美味しくできます。丸鶏のさばき方は、こちらの投稿を参考にしてください。

チキンにかぎりませんが、お肉をオーブンで焼くときのポイントは、下味をかなりきっちりとつけることです。通常、マリネ液につけて、数時間ねかすことが多いです。今回は、スパイスと塩でしっかりとまぶした状態で、30分以上ねかせてから、焼くようにしています。冷蔵後でねかせた場合は、しばらく室温にもどしてから焼くと、焦げ付きにくく、火の通りも早くなります。

鶏肉はくせがないので、いろいろなスパイスに合わせやすいので、好みのスパイスを使うといいと思います。今回は、パプリカとガーリックパウダーをベースにしています。スパイスと塩は、あらかじめ器の中に入れて、よく混ぜ合わせておくと、作業が楽です。

野菜も軽く塩と胡椒で味をつけてから、ロースティングパンに並べます。今回は使っていませんが、玉ねぎやセロリなど、水分の多い野菜を使う場合は、じゃがいもなど、水分を含まない野菜との間に入れるようにします。ニンニクは、皮をむいて、軽く包丁でつぶしてから、じゃが芋や人参の間に入れます。焼くときは、ある程度の水分があった方がいいので、チキンブロスや白ワイン、もしくは水を少量流しいれます。

ローリエは、ローズマリーやタイムなど、フレッシュなハーブを少量ちらします。

最初はアルミホイルをかぶせて、水分が蒸発しないように、蒸し焼きにします。摂氏180度に温めたオーブンで、45分程度焼きます。

じゃが芋に8割程度火が通ったら、他の野菜を加えます。今回は、パプリカとアスパラガスを使っています。野菜はほかに、茄子やズッキーニ、マッシュルームや椎茸、パプリカやアスパラガスなど、比較的火が通りやすいものは、このタイミングで入れて、一緒に焼きます。ローストパンの底にたまったグレービーを、スプーンなどですくって、鶏肉の表面にかけるようにすると、色目がきれいについて、ぱりっとした仕上がりになります。

アルミホイルを外して、軽く焦げ目がつくまで。さらに15分程度焼きます。焼きあがったあと、もう一度アルミホイルをかぶせて、予熱でねかせるようにすると、鶏肉がジューシーに仕上がります。

器にもって、好みでイタリアンパセリなどのフレッシュなハーブを散らします。

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