フムス
03 前菜とおつまみ,  61 地中海料理

Hummus フムス

フムスは、ひよこ豆をマッシュして、白胡麻、レモン汁、ガーリック、オリーブオイルなどを加えて作る、中東地域のディップです。ピタパンにつけながら食べるのが、一般的な食べ方です。近年では、マヨネーズなどの油脂を多く使う他のディップに変わって、栄養豊富なひよこ豆を使って作るフムスを、好んで食べる人が増えています。ピタパンのかわりに、フランスパン、トルティーヤ、野菜スティックにつけて、普通にディップとして食べます。アメリカのスーパーでも売っていて、とてもポピュラーなメニューになっています。

フムスは比較的シンプルな食材で作るので、フードプロセッサーがあれば、簡単につくることができます。ひよこ豆は、缶詰を使っても、乾燥したものを自分で調理しても、構いません。今回は、乾燥したひよこ豆を使いました。

フムス

乾燥のひよこ豆を、予め4倍程度の水に浸して、よく水分を吸収させておきます。水からもどすときは、6時間程度浸水して、3倍程度に豆が膨らませます。時間がないときは、熱湯に浸せば、1時間程度で浸水できます。

ひよこ豆

浸水した水は一度捨てて、豆を軽く洗ってから使います。鍋に豆の量の3倍程度の水を入れて、強火にかけて一度沸騰させます。沸騰したら弱火にして、蓋をして軟らかくなるまで煮ます。

ひよこ豆

今回はマッシュして使うので、外側がとれるくらいに、軟らかくしておいた方がいいです。缶詰をのひよこ豆を使う場合も、新に水とともに鍋に入れて、少し煮崩れるまで豆を軟らかくした方が上手くいきます。その場合、約450グラム入りの缶詰1缶を、一度缶詰の水気を切ってから豆を洗い、新たに水を加えてから鍋で煮ます。

ひよこ豆

もし、口当たりが軟らかく、なめらかなフムスを作りたい場合は、豆の外側にある薄皮をとります。豆を水につけて、軽く表面をこするようにすると、皮が浮き上がってくるので、比較的楽にとれます。しかし、この作業はかなり面倒くさいので、省略可能です。外皮とともに、マッシュしても、それほど気になるという感じではないし、出来上がりの味が損なわれるというわけでもありません。

ひよこ豆

ニンニクは生のまま使っても構いませんが、今回は、オリーブオイルとともに軽く火を通してから使いました。耐熱容器にオリーブオイルとニンニクを入れて、ラップをしてから、軽く電子レンジで火を通します。500ワットの電子レンジや1分程度加熱します。

火を通したニンニクと、ニンニクの風味をつけたオリーブオイル、水、それぞれ大匙1杯程度と、ひよこ豆をフードプロセッサーに入れます。さらにレモン汁とタヒニもそれぞれ大匙2杯程度加えます。ひよこ豆がなめらかな状態になるまで、フードプロセッサーで粉砕します。

フムス

途中で様子をみながら、水分が足りないようだったら、水を少しずつ加えます。

フムス

なめらかな状態になったら、さらにレモン汁、タヒニ、塩を加えて、味を調えます。

フムス

出来上がったフムスを平たいお皿に盛り付けます。最初は満遍なく皿に平に盛り、表面を平にならします。

フムス

円を描くようにして、くぼみを作ります。

フムス

くぼみにニンニク風味のオリーブオイルを流します。

フムス

最後に、パプリカ、イタリアンパセリ、唐辛子などでトッピングして飾ります。好みでスマックという中東のスパイスや、クミンを添えます。

フムス
Hummus フムス
準備時間 : 20分
加熱時間 :ガスコンロの上で20-30分
難易度★★☆
【 材料 4-6 人前 】
ひよこ豆(乾燥) —————- 200 g
オリーブ オイル —————– 60 ml
タヒニペースト ——————- 60 ml
ニンニクの微塵切り ———— 小匙 1
レモン ———————————- 1個
—————————————- 適宜
パプリカ —————————— 小匙
イタリアンパセリの微塵切り 適宜
【 作り方 】
ひよこ豆は4倍程度の水につけて、6時間以上おく。
の水を捨てて、軽く豆を洗う。豆の量の3倍程度の水を鍋に入れて強火にかける。沸騰したら、火を弱めて、蓋をして、豆が軟らかくなるまで30分程度煮る。
煮上がった豆をざるにあけて、水気を切る。煮上がった豆を水に入れて、軽く豆の表面をすり合わせながら、外側の皮を取り除く。
微塵切りにしたニンニクとオリーブオイルに浸して、耐熱容器に入れる。ラップにかけて電子レンジで加熱して、ニンニクに火を通す。
のひよこ豆、 のニンニク、ニンニクの香りをつけたオリーブオイルと水をそれぞれ大匙1杯程度、タヒニとレモンのしぼり汁を大匙2杯程度をフードプロセッサーに入れる。ひよこ豆がペースト状になるまで粉砕し、途中で様子をみて、水分が足りないようだったら、少しずつ水を足す。
塩、レモン汁、タヒニをさらに加えて、味を調える。器にもって、オリーブオイル、パプリカ、パセリのみじん切りを好みで添える。
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