Mango Flan マンゴーフラン
生地にマンゴーのピューレを加えて、低温で焼き上げたマンゴーフランです。日本でも馴染み深い、「カスタードプリン」のことを、スペイン語やフランス語では、フラン (Flan) と呼びます。ヨーロッパのフランも、日本のカスタードプリンと同様に、卵と牛乳でつくる、シンプルなお菓子で、キャラメルソースをトッピングします。円形のケーキ型など、大きな容器で作るのが一般的で、とても豪華に見えます。マンゴーは、このように生地に加えて火を通すと、少しキャラメルのような風味が加わって、かぼちゃのような食感になります。
まず、キャラメルソースを作ります。砂糖と少量の水を鍋に入れて、軽くかきまぜてから、中火にかけます。火をつけたら、かきまぜないで、軽く鍋をゆすりながら、火を通していきます。
沸騰してきたら、焦げすぎないように注意して見守りながら、飴色になったら、火をとめます。
キャラメルソースは、予熱でどんどん火が通ってしまうので、出来上がったら、素早く、ケーキ型に流し入れます。キャラメルは熱いので、火傷をしないように注意してください。キャラメルが固まらないうちに、ケーキ型を回しながら、満遍なくソースがいきわたるようにします。底面だけでなく、側面にもいきわたるようにすると、後で、プリンが取り出しやすくなります。
マンゴーのピューレを作ります。予め、ピューレ状になっている、冷凍のマンゴーパルプや、缶詰を使ってもOKです。冷凍のマンゴーは、解凍させてから、ミキサーに入れて、ピューレ状になるまで、攪拌します。
ボールに、プリンの材料を入れて混ぜ合わせます。卵、生クリーム、マンゴーのピューレ、加糖のコンデンスミルク (練乳) を加えます。
泡立て器で、混ぜ合わせます。
キャラメルソースをひいたケーキ型に、笊でこしながら、カスタード液を流し入れます。
ケーキ型より、一回り大きな器に入れて、周囲に熱湯を注ぎます。摂氏160度に温めたオーブンで、カスタードが固まるまで、一時間程度焼きます。
焼き上がったら、粗熱をとってから、冷蔵庫で冷やします。盛り付ける時は、もう一度、器に入れてもどして、周囲に熱湯をはって、キャラメルソースを一度溶かすようにすると、取り出しやすいです。
平なお皿やケーキスタンドなどをかぶせて、ひっくりかえすようにして、もりつけます。
好みでフレッシュなマンゴーを添えます。
Mango Flan マンゴーフラン
加熱時間 :摂氏 160度のオーブンで 60分
冷却時間 :6時間
難易度— :★★☆
キャラメルソース
•砂糖 ————————————– 130 g
•水 —————————————- 60 ml
プリン
•マンゴー (冷凍) —————– 500 g
•コンデンスミルク (加糖) —– 120 g
•生クリーム ————————— 160 ml
•卵 —————————————- 4 個
❷キャラメルソースをケーキ型に入れて、ケーキ型を傾けながら、表面を平にする。
❸オーブンを摂氏160度に温める。
❹マンゴーは解凍させてから、ミキサーにかけて、ピューレ状にする。
❺ボールに、卵と生クリーム、コンデンスミルク、マンゴーのピューレを入れて、良くかき混ぜる。
❻カスタード液を笊でこしながら、❷ のケーキ型に流し入れる。ロースターパンにケーキ型をおいて、ケーキ型の周囲に熱湯をそそぐ。
❼温めたオーブンで、カスタード液が固まるまで、60分程度焼く。
❽焼き上がったら、粗熱がとれるまで、ラックの上で冷ます。その後冷蔵庫でよく冷やす。