Mashed Potatoes and White Gravy マッシュポテトとホワイトグレービー
メインの肉料理に添えられるサイドディッシュとして、定番のマッシュポテトです。マッシュポテトは、日本人にとってのご飯のような存在で、マッシュポテトが上手に作れるかで、料理の腕が分ると言われています。南部ではマッシュポテトとともに、グレービーソースを添えられることが多いです。淡泊なマッシュポテトの味をより豊かにします。
グレービーというのは、本来は肉汁という意味ですので、ローストしたお肉の肉汁を使って作ることが多いです。その他、フライドチキンと作ったときに残った揚げ油や、ベーコンを炒めたときの脂で作ったりします。残った食材を上手に使いまわすだけでなく、メインの料理の味を最大限味わえるように工夫します。
グレービーソースは、今回は、シンプルにバターと牛乳、チキンブロスだけで作っています。肉汁はなくとも、ブロスを加えて、ルーでとろみをつけたシンプルなものでも、十分美味しいです。
最初にルーから作ります。小麦粉と同量の油やバターを鍋に入れて、中火にかけます。バターが溶けてきたら、すばやく、小麦粉がたまにならないように、混ぜ合わせます。ルーを焦がしたくないときは、一度火をとめて、予熱でかき混ぜるようにします。
牛乳とチキンブロスを加えて、シャメルソースを作る要領で、かき混ぜながら伸ばしていきます。
塩、黒胡椒、ナツメグで味を調えれば、ソースは完成です。
マッシュポテトに使うじゃが芋、メークインよりも、男爵のような、ほくほく感がでやすい品種を使います。じゃが芋は皮をむいて、茹でやすい大きさに切りそろえます。鍋に、じゃが芋を浸るくらいの水、小匙1杯程度の塩を加えて、中火にかけます。沸騰したら、火を弱めて、蓋をして、じゃが芋が軟らかくなりまで茹でます。じゃが芋を茹ですぎると、出来上がりが水っぽくなるので、注意します。
茹で上がったじゃが芋の水気をよくきります。
マッシャーや泡立て器、ポテトライサーなどを使って、じゃが芋を潰します。じゃが芋が冷めてしまうと、硬くなってつぶすことができません。出来るだけ手早く調理することがポイントです。熱いうちに、バターを加えて、溶かしておきます。
大きな塊がなくなってきたら、牛乳とプレーンヨーグルトを少しずつ加えていきます。ヨーグルトやサワークリームなどを加えると、味が引き締まります。牛乳やヨーグルトが冷たすぎると、じゃが芋が硬くなってしまうので、少し温めておくと、作業がしやすいです。
硬さは牛乳の量で調整します。最後に、塩、黒胡椒、ナツメグで味を調節します。
好みで、チャイブやイタリアンパセリなどの微塵切りを散らします。
Mashed Potatoes and White Gravy マッシュポテトとホワイトグレービー
加熱時間 :ガスコンロの上で20-30分
難易度— :★★☆
•バター ———————————- 大匙 3
•牛乳 ————————————– 235 ml
•プレーンヨーグルト ———— 60 ml
•塩 —————————————- 適宜
•黒胡椒 ———————————- 適宜
•ナツメグ (粉) ———————- 小匙 ¼
•ホワイトグレービーソース☆ — 395 ml
❷鍋にじゃが芋と、浸るくらいの水、塩を小匙1杯程度加える。中火にかけ、沸騰したら、火を弱める。蓋をして、じゃが芋が軟らかくなるまで茹でる。
❸じゃが芋を笊にあけて、水気をきる。ボールにじゃが芋を入れ、マッシャーなどでつぶす。熱いうちにバターを加える。
❹❷ に牛乳、ヨーグルトを加え、よくまぜあわせる。塩、黒胡椒、ナツメグで味を調える。
❺皿にもり、ホワイト グレービーソースを添える。
☆ White Gravy Sauce ホワイトグレービーソース
調理時間 :ガスコンロの上で10-15分
難易度— :★★☆
•中力粉 又は 強力粉 ———— 大匙 2
•チキンブロス ———————— 180 ml
•牛乳 ————————————– 200 ml
•黒胡椒 ———————————- 適宜
•塩 —————————————- 適宜
•ナツメグ (粉) ———————- 小匙 ¼
❷❶ が滑らかな状態になったら、徐々にチキンブロスを加えてのばす。さらに牛乳を加え、とろみが出てくるまで、よくかき混ぜながら煮詰める。
❸塩、胡椒、ナツメグで味を調える。