Poulet à la provençale 鶏肉のプロバンス風煮込み
オリーブとトマト、白ワインで鶏肉をさっと煮込んだ、南フランスの郷土料理です。ワインとトマトの酸味で、さっぱりと鶏肉が食べられます。フレッシュなハーブをたっぷりと使うのがフランス風です。パンと合わせてもいいですが、炊いたお米やパスタと合わせても美味しいです。
鶏肉は、今回は丸鶏をさばいて使いましたが、一般的なモモ肉や胸肉で全然OKです。余計な脂肪や筋などを取り除いて、塩と黒胡椒をふっておきます。
玉ねぎとニンニクは微塵切りに、トマトは角切りにします。オリーブは種をとっておきます。
大きめの鍋に、オリーブオイルをひいて、中火にかけます。鶏肉を皮面からやいて、両面に軽く焦げ目をつけます。完全に火を通す必要はありません。
焼き上がった鶏肉は鍋から取り出しておきます。
同じ鍋で、玉ねぎとニンニクを炒めます。
玉ねぎに火が通ったら、白ワインを入れて、軽く沸騰させます。
角切りにしたトマトとハーブ、ローリエを入れます。
軽くかき混ぜます。
鶏肉を鍋に戻します。蓋をして、火を弱めて、鶏肉に火が通るまで煮ます。
最後にオリーブと加えて、塩と黒胡椒で味を調えます。
バジルやイタリアンパセリなどのハーブを、食べる直前に散らします。
【 材料 4-6 人前】- 鶏肉 700 g
- 玉ねぎ(大) 1 個
- ニンニク 2 片
- オリーブ オイル 大匙 3
- トマト(中) 5 個
- 白ワイン 180 ml
- タイムの葉 2 枝
- タイム(乾燥) 2 小匙
- ローリエ 1 枚
- ブラックオリーブ 45 g
- グリーンオリーブ 45 g
- 黒胡椒 適宜 小匙 ½
- 塩 適宜 2
- パセリ又はバジル(微塵切り) 大匙 3
- 鶏肉は余計な脂肪や筋を取り除き、塩と黒胡椒をまぶしておく。
- 玉ねぎとニンニクはみじん切りに、トマトは角切りにする。
- 鍋にオリーブオイルをひいて中火にかけ、1. の鶏肉の両面に、軽く焦げ目をつけるようにして焼く。焼き上がった鶏肉は、鍋から一度取り出しておく。
- 3. の鶏肉を焼いた鍋に、微塵切りにした玉ねぎとニンニクを入れて、しんなりとするまで炒める。
- 4. 白ワインを加えて、軽く沸騰させる。さらにトマトを加えて、軽く炒める。塩、黒胡椒、ローリエ、タイム、ローズマリーを加える。
- 3. の鶏肉を鍋に戻す。水分が足りないようだったら、水を少量加える。火を弱火にして、蓋をして、鶏肉に火が通るまで20分から30分程度煮込む。
- 種をとったオリーブを加えて、塩と黒胡椒で味を調える。食べる直前に微塵切りにしたハーブを添える。