Texas Beef Chili テキサスビーフチリ

大きめに切った牛肉を、スパイスを効かせたスープでじっくりと煮込む、テキサス風のチリです。チリにはブラックビーンやキドニービーンなどの豆が入っていることが多いのですが、このテキサス風のビーフチリは、牛肉だけで作ります。牛肉のうま味を存分に味わえる、贅沢なチりです。通常のチリと同様に、サワークリームやチーズ、トルティーヤチップなどを添えて頂きます。もちろんカレーのように、ご飯にかけて食べてもOKです。

チリは、カイエンヌペッパーなどのスパイスを使って辛さをつけることが多いですが、今回は、メキシコの唐辛子、チレアンチョを使っています。乾燥のチレアンチョは、ぬるま湯につけて、ふやかしておきます。

軟らかくなったら、戻し汁を少量加えて、フードミルにかけて、ペースト状にします。辛いのが苦手な人は、種を取り除いてから、加えると辛さを抑えることが出来ます。

鮮やかな、チョコレート色のペーストになります。チリアンチョのペーストを使うと、とても深みのある味わいがでて、辛さもそれほど辛くありません。

他の材料を用意します。玉ねぎとニンニクは微塵切りにします。牛肉は、1.5センチ程度の角切りにします。

鍋に油をひいて、よく熱します。油が熱くなったら、牛肉を入れて、炒めます。

牛肉の表面の色が変わったら、器にあけて、鍋から一度取り除きます。

同じ鍋で、玉ねぎを炒めます。

玉ねぎがしんなりとしてきたら、ニンニクを加えます。

小麦粉を加えて、ルーを作る要領で、とろみをつけていきます。小麦粉は中力粉か強力粉が、だまになりにくくて、使いやすいです。

ビーフブロスか、チキンブロスを少しずつ加えながら、よく混ぜ合わせます。

時々かき混ぜながら、とろみが出てくるまで、少し煮込みます。

チレアンチョのぺースト、パプリカ、黒胡椒、オレガノ、タイム、ガーリックパウダー、塩、トマトピューレを加えます。

牛肉を鍋に戻します。弱火で、時々かき混ぜながら、牛肉が軟らかくなるまで、じっくりと2時間程度火を通します。途中で、水分が足りなくなったら、適宜水かブロスを足します。蓋をして、鍋ごとオーブンに入れて、煮込んでもいいです。

表面に脂が浮いてくるので、さっぱりと仕上げたい場合は、脂を取り除くといいです。

出来上がったら、香菜の微塵切りを散らします。

器にもって、サワークリームやギリシアヨーグルト、チェダーチーズなどのチーズ、香菜の微塵切り、トルティーヤチップ、輪切りにした青唐辛子、ブラックオリーブなど、好みのものをトッピングします。

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