ズッキーニのグラタン
08 サラダと副菜

Zucchini Gratin ズッキーニのグラタン

グラタン (gratin) はもともとフランスの料理方法ですが、アメリカのレシピでもフランスのレシピでも、一つの材料をメインにして作る、シンプルなものが多いと思います。もっとも、よく作られるのが、じゃが芋のグラタンですが、その他、様々な材料でグラタンを作ることができます。今回つくったのは、ズッキーニのグラタンです。ズッキーニとクリーミーなソース、濃厚なチーズがよく合います。

ズッキーニのグラタン

ズッキーニは小さめのサイズなら4本、大きめのものなら、3本使います。ズッキーニの他には、少量の玉ねぎとニンニクを使います。ズッキーニは5ミリ厚さ程度の輪切りに、玉ねぎは薄切り、ニンニクはみじん切りにします。

ズッキーニのグラタン

鍋を中火にかけて、オリーブオイルを入れて、ニンニクと玉ねぎをしんなりするまで炒めます。

ズッキーニのグラタン

ズッキーニを加えて、さらに炒めます。ズッキーニは完全に火を通す必要はありません。ズッキーニに油がなじんだら、小麦粉を加えて、さらに炒めます。小麦粉はだまになりにくい、中力粉か薄力粉がお薦めです。

ズッキーニのグラタン

小麦粉が全体になじんだら、牛乳を少しずつ加えていきます。ペシャメルソースを作る要領で、焦げ付かないように、かき混ぜながら加熱していきます。

ズッキーニのグラタン

牛乳にとろみがでてきたら、火を止めます。細かくしたチーズの半量を加えてさっと混ぜ合わせ、塩、黒胡椒、ナツメグを加えて、味を調えます。

今回は、炒めるときに使った同じ鍋を使って、グラタンを作ります。キャセロールディッシュなどの耐熱性の容器を使う場合は、軽くバターや油を塗ったあとに、ズッキーニを入れて、表面を平らにします。

ズッキーニのグラタン

残りのチーズを表面にトッピングします。

ズッキーニのグラタン

トッピング用のパン粉を準備します。パン粉、摩り下ろしたパルメジャーのチーズ、乾燥したパセリを容器に入れて、混ぜ合わせます。

ズッキーニのグラタン

さらに、オリーブオイルか溶かしたバターを少量加えて混ぜ合わせると、パン粉を焼いたときに、カリカリになります。

ズッキーニのグラタン

パン粉を表面にトッピングします。

ズッキーニのグラタン

摂氏200度に温めたオーブンで、表面に軽く焦げ目がつくまで、30分程度焼きます。

ズッキーニのグラタン
【 材料 11 x 7-inch (28 x 18 cm) べイキングディッシュ
  • ズッキーニ 4
  • 玉ねぎ(中) ½
  • ニンニク 2
  • オリーブ オイル 大匙 3
  • 小麦粉 大匙 2
  • 牛乳 475 ml
  • チーズ(細かくしたもの) 100 g
  • 塩 小匙 ½
  • 黒胡椒 小匙 ¼
  • ナツメグ(粉) 小匙 ¼

トッピング

  • パン粉 180 ml
  • パルメジャーノチーズ(粉) 大匙 2

    Parmigiano Reggiano: ハードタイプのイタリアのチーズ。摩り下ろしてパスタに添えるたり、用途は幅広い。

  • オリーブ オイル 大匙 2
  • パセリ(乾燥) 大匙 1
【 作り方 】
  1. ズッキーニは5ミリ程度の輪切りに、玉ねぎは薄切りにする。ニンニクは細かい微塵切りにする。
  2. 鍋にオリーブオイルを入れて中火にかける。ニンニクと玉ねぎをしんなりとするまで炒める。さらにズッキーニを加えて炒める。
  3. 小麦粉を加えて、さらに炒める。牛乳を加えて、だまにならないようにかき混ぜながら、とろっとするまで火を通す。
  4. チーズの半量を加えて混ぜ合わせる。塩、黒胡椒、ナツメグを加えて、味を調える。
  5. オーブンを摂氏200度に温める。
  6. キャセロールディッシュなど、耐熱性の器に、軽くバターかオリーブオイルをひいて、4. のズッキーニを入れて、表面を整える。残しておいたチーズの半量を表面にトッピングする。
  7. パン粉と、摩り下ろしたパルメジャーノチーズ、パセリ、オリーブオイルを器に入れて混ぜ合わせる。6. 表面にトッピングして、温めておいたオーブンで、20分から30分程度、軽く表面に焦げ目がつくまで焼く。
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