08 サラダと副菜,  51 フランス料理

Ratatouille ラタトゥイユ

トマトやズッキーニなどの、夏野菜を煮込んで作るラタトゥイユ (Ratatouille) です。南フランスのニースの郷土料理で、ニース風ラタトゥイユ (ratatouille niçoise) と呼ばれることもあります。ラタトゥイユは、 ティアンドレギュム と同じような食材を使うので、とても似ています。ティアンドレギュムは、ティアン (tian) という、底の浅い耐熱容器を使って、野菜を薄切りにして、オーブンなどでローストして火を通します。一方ラタトゥイユは、必ずしもオーブンでローストするわけではなく、コンロの上で、鍋を使って火を通すこともあります。ラタトゥイユ (ratatouille) の語源は、フランス語の touiller 、かき混ぜる、という意味にあるように、野菜をシチューのように煮込んで、混ぜ合わせたものです。しかし、最近では、ティアンのように、見た目を重視して、野菜の形を残したレシピも多いです。

このレシピは、ティアンのように、野菜を薄切りにして、耐熱容器に並べ、トマトピューレで煮込んで作ります。野菜を用意したら、オーブンで焼くだけなので、とても簡単に作ることができます。ある程度、野菜の形を残すことによって、それぞれの素材の味わいをより生かした仕上がりできるのも、魅力的です。

使うのは、トマト、ズッキーニ、パプリカ、茄子です。それぞれ、同じような厚さの輪切りにします。トマトやパプリカが大きい場合は、半分や四分の一に切ってから、薄切りにします。

耐熱容器で、トマトソースの材料を入れます。トマトピューレ、微塵切りにしたニンニク、薄切りにした玉ねぎ、バジル、オレガノ、パセリ、オリーブオイル、塩、黒胡椒を入れて、混ぜ合わせます。玉ねぎは赤玉ねぎを使っていますが、普通の玉ねぎでも構いません。ハーブはドライのものを使っています。

トマトソースの上に、輪切りにした野菜を重ねながら、並べます、彩を考えながら、重ねていきます。

野菜の上にも、オリーブオイル、塩、黒胡椒、ハーブをふりかけます。摂氏180度に温めたオーブンで、45分から50分程度焼きます。野菜が軟らかくなれば、OKです。

好みで、バジルやイタリアンパセリなどのハーブを添えます。

Ratatouille ラタトゥイユ
準備時間 : 20分
加熱時間 :摂氏 180度のオーブンで 45-50分
難易度★★☆
【 材料 4 人前 】
トマト (中) ————————– 1 個
玉ねぎ (小) ————————– ¼ 個
ズッキーニ ————————— 1 本
茄子 ————————————– 2 個
パプリカ 又は ピーマン ——- 1 ½ 個
ニンニクの微塵切り ———— 大匙 1
オリーブオイル ——————- 60 ml
トマトピューレ ——————- 80 ml
—————————————- 小匙 ½
黒胡椒 ———————————- 小匙 ½
オレガノ —————————— 小匙 1
タイム(乾燥) ———————— 小匙 1
パセリ(乾燥) ———————— 小匙 1
イタリアンパセリ 又はバジル 適宜
【 作り方 】
トマト、茄子、ズッキーニは、1センチ程度の厚さの輪切りにする。パプリカは、種をとって、輪切りにする。玉ねぎは薄切りにする。ニンニクは微塵切りにする。
オーブンを摂氏180度に温める。
ベーキングディッシュにオリーブオイルの半量、トマトピューレ、ニンニクの微塵切り、玉ねぎの薄切り、塩、黒胡椒、オレガノ、タイム、パセリを入れて、全体を混ぜ合わせる。
輪切りにした、茄子、ズッキーニ、トマト、パプリカを重ねながら、 の表面に並べていく。最後に塩、黒胡椒、オレガノ、タイム、パセリ散らして、オリーブオイルをかける。
温めておいたオーブンで、野菜に火が通るまで、40分から50分程度焼く。
好みで、バジルやイタリアンパセリの葉を散らす。
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