Dinner Rolls ホシノ天然酵母でディナーロール
ホシノの天然酵母を使った、ディナーロール (dinner rolls) です。ディナーロールは、生地を小さな円形に丸めて焼く、小さめのパンです。アメリカの家庭で焼かれるパンの中では、最も一般的なパンの一つです。ディナーロールと言う名前のとおり、フォーマルな食事の席で、出されることも多いです。また、バンスのように、間に具材を挟んで、小さめのサンドウィッチを作ることもよくあります。キャセロールディッシュなどの平たい焼型に並べて、焼き上げます。バターと牛乳が入っている、軟らかめの生地で、ふんわりと焼きあげるのが、ポイントです。
生地の作り方は、基本の食パンと同じです。ホシノの天然酵母は50gごとに小分けされているのですが、これを3分の一の17gだけ使って生種起こしをし、小麦粉をおおよそ300g 使って、12個もディナーロールを焼きます。生種起こしをした天然酵母は、摂氏30度から40度程度のぬるま湯を加えて、120 mlに調整しておきます。さらに、蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせます。
同じく牛乳も、40度程度に温めておくと、発酵が早くなります。
ボールに強力粉、塩を入れて、軽く混ぜ合わせます。生地起こしをした天然酵母と、牛乳を加えて、さらに全体を混ぜます。
生地がまとまったら、バターを溶かして加えます。バターは熱々の状態で加えないで、少し冷ましてからボールに入れます。
生地がまとまったら、表面がなめらかな状態になるまで、十分にこねます。
途中で様子をみて、生地が軟らかすぎるようだったら、少し小麦粉を足して調節します。
生地を丸めて、一次時発酵させます。 表面が乾かないように、霧吹きで水を軽くかけて、ラップをして、温かい室内においておきます。
生地が2倍に膨らんだら、一次発酵は終了です。
空気を抜いて、軽く丸めなおします。
生地を12等分にします。一つ当たりの重さ、45グラムから48グラム程度です。
表面が滑らかになるように、丸めます。
ベーキングディッシュにバター (分量外) を塗って、生地を均等に並べます。今回は、下記のレシピの2倍の分量で作っています。一つは、底の浅い、耐熱性のベーキングディッシュを使います。長方形のベーキングディッシュは、短辺が18センチ、長辺が27センチの大きさのものに、12個のロールを並べます。
もう一つは、直径23センチの円形の耐熱皿に、12個のロールを並べます。
温かい室内において、一回り大きくなるまで、二次発酵させます。
全卵を大匙2杯程度の水で溶いて、艶出しに使います。
刷毛で表面に塗ります。
摂氏190度に温めたオーブンで、30分程度、軽く焦げ目がつくまで焼きます。
手で触れるくらいに冷めたら、ベーキングディッシュからパンを取り出して、冷ましておきます。
Dinner Rolls ホシノ天然酵母でディナーロール
加熱時間 :摂氏 190度のオーブンで 30分
難易度— :★★☆
•水 —————————————- 60 ~ 80 ml
•牛乳 ————————————– 100 ml
•蜂蜜 ————————————– 小匙 1
•強力粉 ———————————- 280 g
•バター ———————————- 大匙 2
•塩 —————————————- 小匙 ½
•卵 —————————————- 1 個
❷強力粉と塩をよく混ぜ合わせ、❶ の生種と牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせる。粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。
❸❷ にバターを加えて、よく混ぜ合わせる。生地がなめらかな状態になり、ボールや手につかないようになるまで、力強くこねる。生地が軟らかすぎるようだったら、小麦粉を少量加えて、調節する。
❹生地を丸く整えたら、軽く霧吹きで水をかけて、ボールにラップをする。温かい室内において、生地の容量が焼く2倍になるまで、発酵させる。
❺発酵した生地をおしつぶして、空気を抜く。生地を12等分にして、円形状に丸める。
❻ベーキングディッシュに、バター(分量外)を塗る。❺ の生地を均等に間をあけながら、並べる。溶き卵に水を少量加えて、生地の表面に刷毛で塗る。温かい室内において、発酵させる。
❼オーブンを摂氏190度に温める。
❽温めたオーブンで、30分程度、中まで火が通るまで焼く。