Avocado Caesar Salad アボカドシーザーサラダ
シーザーサラダは、メキシコの国境沿いの町、ティファナにあるレストラン、シーザープレイスが発祥であるされている、アメリカのサラダです。ロメインレタスとクルトンだけで作る、とてもシンプルなサラダですが、アンチョビとニンニク、パルメジャーノチーズが入ったドレッシングに特徴があります。卵黄をベースにして、軽く乳化させたドレッシングが主流ですが、ヨーグルトを入れて作るライトに作るときもあります。
シーザーサラダに、チキンや海老、カリカリに焼いたベーコンなどを入れると、色々な食感や素材の味を楽しめます。今回はアボカドを入れてつくってみました。
最初にクルトンを作ります。フランスパンや食パンなどを、1.5センチ程度の角切りに切ります。オリーブオイルと塩、黒胡椒とともにボール入れて、よく混ぜ合わせます。
低温のオーブンやオーブントースターに入れて、軽く焼きます。焦げ目をつけるというよりも、水分をとばして乾燥させ、食感をかりっとさせることが 目的です。
ドレッシングを作ります。マヨネーズを作る要領で、卵黄とレモン汁を入れて混ぜ合わせます。
続いて、オリーブオイルを少しずつ加えながら、乳化させていきます。全体白っぽい状態になったらOKです。
アンチョビとニンニクは、包丁で細かい微塵切りにして、ペースト状に近い状態にしておきます。
乳化させた卵黄に、アンチョビとニンニク、ディージョンマスタードとウースターソース、摩り下ろしたパルメジャーノチーズを加えます。ウースターソースは、リーペリンというイギリスのものがお薦めです。
レタスとアボカドを適当な大きさに切って、ボールに入れます。さらに用意したクルトンとともに、ドレッシングで軽く和えます。
仕上げにパルメジャーノチーズをトッピングして出来上がりです。
【 材料 4-6 人前】クルトン
- フランスパン 又は食パン 75 g
- オリーブ オイル 大匙 3
- 塩 適宜
- 黒胡椒 適宜
ドレッシング
- 卵黄 1 個
- オリーブ オイル 60 ml
- レモン汁 大匙 2
- ディジョン マスタード 小匙 1
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- パルメジャーノチーズ(摩り下ろす) 大匙 1
★
Parmigiano Reggiano: ハードタイプのイタリアのチーズ。摩り下ろしてパスタに添えるたり、用途は幅広い。
- アンチョビフィレ 2 枚
- ニンニク 1 片
- ウースター ソース 小匙 1
★
Worcestershire Sauce: アメリカのウースターソースは、日本のものと比べると濃度と甘味が少なく、香りが強く酸味がきいている。ソースとしてそのまま使うのではなく、料理の味付けに使うことが多い。Lea & Perrins (リーペリン)と呼ばれるイギリス産のソースが、日本で手に入るものととしては最も近い。
サラダ
- レタス 1 玉
- アボカド 2 個
- パルメジャーノチーズ
- クルトンを作る。パンを2センチ程度の角切りにして、オリーブオイルと塩、胡椒で和える。摂氏160度程度の低温のオーブンで、かりっとするまで12分程度焼く。
- ドレッシングを作る。卵黄、レモン汁をボールに入れてよく混ぜる。
- オリーブを大匙一杯程度加えながら、泡立て器で攪拌する。よくまぜったら、さらにオリーブオイルを大匙一杯程度いれて、しっかりとまぜる。この作業を繰り返しながら、卵黄を乳化させ、全体が白っぽくとろみがつくようにする。
- ニンニクとアンチョビを、包丁で出来るだけ細かくして、3.に加える。さらに、摩り下ろしたパルメジャーノチーズ、ディージョンマスタード、ウースターソースで味を調える。
- レタスは、1センチ幅程度の細切りにする。冷水つけてパリッとさせたら、水分をよく切る。アボカドは種をとって、適当な大きさに切る。
- クルトンとレタス、アボカドをドレッシングで軽く和える。皿に盛り付けたら、摩り下ろしたパルメザンチーズをトッピングする。