Batata Harra バタタハッラ

じゃが芋にたっぷりのパクチーとスパイシーな風味のソースで仕上げる、地中海風のスパイシーポテト、バタタハッラ (Batata Harra) です。レバノンは発祥のじゃが芋料理で、バタタハッラとは、スパイシーなじゃが芋という意味です。たっぷりのパクチー (香菜) を使うのがポイントで、パクチー好きの人にお薦めです。が、軽く火を通して仕上げるので、パクチー独特の風味がそれほど強くなく、パクチーが苦手な人でも食べやすいです。パクチーのかわりに、イタリアンパセリやディルなど、他のハーブを使っても、同様にできます。

じゃが芋は、油で素揚げして作ることもできますが、今回は、オーブンで軽く下味をつけて、ローストしています。じゃが芋は皮をむいて、食べやすい大きさに切りそろえます。水気をよくきってから、鉄板に均等に並べます。水気をよくふきとっておくと、表面がカリッと仕上がります。

塩、パプリカ、粉状にしたコリアンダーシード、オリーブオイルを加えて、よく混ぜ合わせます。

じゃが芋どうしが、くっつかないように、適度に間をあけて並べます。摂氏180度に温めたオーブンで、45分程度、じゃが芋が軟らかくなるまで、焼きます。

途中で、じゃが芋の上下をひっくり返すと、満遍なく焦げ目をつけることができます。

じゃが芋に絡めるソースを作ります。フライパンにオリーブオイルをひいて、中火にかけます。微塵切りにしたニンニクを加えて、軽く香りがたつまでいためます。

微塵切りにした香菜とカイエンヌペッパーを加えます。辛さを控えたい時は、パプリカで代用できます。

軽く混ぜ合わせて、火を止めます。

焼きあがったじゃが芋を入れて、混ぜ合わせます。

塩とレモンの果汁を加えて、味を調えます。

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