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アメリカ南部料理で使われる豆の調理方法

 アメリカ南部料理でよく使われる豆の種類については、こちらの投稿で紹介しました。今回は、豆を調理するときの基本的な方法について、説明したいと思います。

 豆は缶詰のものを入手できれば、非常に調理も簡単で、使用用途も多いので、とても便利な食材です、しかし、ちょっと乾燥した調理前の豆を購入して、自分で茹でるのはおっくうだと考える人もいるかもしれません。確かに調理時間はかかりますが、調理そのものは簡単なので、覚えておいて損はありません。缶詰を買うよりも、お財布にはかなり優しいし、ドライな豆の方が種類が豊富なので、選びやすいです。調理した豆は、冷凍保存ができるので、時間があるときに茹でてしまって、小分けにして冷凍しておけば、サラダやスープの具材として使え、非常に重宝します。

調理前の準備

 まず豆を水で洗います。洗ったあと、豆の種類によっては、水に浸しておくと、調理時間が短縮できます。浸水時間が豆によって異なりますが、おおよその目安は以下のとおりです。

  • レンズ豆は、すぐに柔らかくなるので、基本的に浸水は必要ありません。
  • ブラックアイドピーは、浸水しなくても調理することは可能ですが。一時間くらい浸水すると、調理時間を節約できます。
  • その他の豆は、最低でも3時間くらいは浸水したほうが無難です。理想は6時間以上は水につけてください。

 豆は浸水しすぎても、もやしになってしまうので、適切な時間浸水する必要があります。時間がなくて、3時間も浸水できないというようなときでも、方法はあります。水ではなくて、熱湯につけてください。十分な量の熱湯について、しっかりと蓋をしておけば、一時間ぐらいで準備完了です。浸水した後は、ざるでこして、水をきります。

豆と一緒に茹でる材料

 豆と十分な量の水をお鍋に入れて茹でるだけでも十分ですが、すこしばかり手間をかけると、よりおいしくなります。

  • 小さじ一杯程度の塩を加えます。缶詰の豆も基本的には少量の塩分が加えられてます。
  • もし、玉ねぎ、ローリエ、タイムなどのハーブなどが手元にあれば、少量ずつ加えます。

調理するときに使う鍋

 豆は調理中に十分に水を吸うので、多めの水で茹でる必要があります。従って、それなりの大きさの鍋が必要になります。調理時間を節約するためには、圧力鍋を使うのがベストです。圧力鍋がない場合は、沸騰するまでは強火で火にかけ、その後は弱火で吹きこぼれないように注意しながら、柔らかくなるまでゆでます。調理後に、茹でる時に使った水は捨ててしまうので、灰汁を取ったりする必要はありません。

調理した豆の保存方法

 豆が柔らかくなったら、ざるにあけてこし、そのまましばらく冷まします。粗熱がとれたら、冷蔵庫や冷凍庫で保存します。冷蔵庫では5日程度、冷凍庫で3か月適度保管できます。冷凍するときは、使いやすいサイズに小分けして、ジップロックなどで保存します。

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