
Caesar Salad シーザーサラダ
シーザーサラダという名前は聞いたことあるけれど、意外と食べたことはないという人が多いかもしれません。キシコの国境沿いの町、ティフアナにあるレストラン、シーザーズプレイス(Caesar’s Place)というレストランで1924年に最初に調理されたと言われています。ボトルに入ったドレッシングが売られているので、それを使った簡易的に作る場合も多いですが、卵黄を乳化させて自分でとレッシングを手作りすると、びっくりするほど美味しいです。ドレッシングには、摩り下ろしたパルメジャーノチーズが入っており、サラダの仕上げにもパルメジャーノチーズをトッピングします。アメリカでは、ロメインレタスという種類のものを使う場合が多いですが、このレタス、日本ではあまり見たことありません。しかし、普通のアイスバーグレタスでも、出来上がりはそれほど変わらないので全然問題ありません。

好みで、チキンや、ベーコン、ゆで卵などを添えてもよいですが、本来はシンプルにレタスとクルトン、チーズだけで作ります。
まずはクルトンを作ります。フランスパンや食パンなど、残って少し硬くなったパンを再利用できます。クルトンは、日本でよくみかけるサイズより、かなり大きめに切ります。

ボールン入れて、軽く、塩、胡椒をして、オリーブオイルを加えて混ぜます。

低温のオーブンやオーブントースターで軽く焼きます。焦げ目をつけるよりも、軽く乾燥さえて、かりっとさせることが重要です。

次にドレッシングを作ります。マヨネーズを作るときのように、卵黄をオリーブオイルで乳化させます。
まずレモン汁と卵黄をボールにいれてよく混ぜます。

続いて、オリーブオイルを少しずつ加えながら、乳化させていきます。

全体が白っぽい感じになったら、細かいみじん切りにしたアンチョビとニンニク、摩り下ろしたパルメジャーノチーズを加え、さらにウースターソースとディージョンマスタードを加えて味を整えます。ウースターソースは日本のものではなく、リーペリンというイギリスのものがお薦めです。

レタスを下ごしらえします。

クルトン、レタス、ドレッシングを軽く和えでば出来上がりです。

Prep: 20 minutes
Bake: 10-15 minutes
Makes: 4-6
クルトン
- フランスパン 又は食パン 75 g
- オリーブ オイル 大匙 3
- 塩 適宜
- 黒胡椒 適宜
ドレッシング
- 卵黄 1 個
- オリーブ オイル 60 ml
- レモン汁 大匙 2
- ディジョン マスタード 小匙 1
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- パルメジャーノチーズ(摩り下ろす) 大匙 1
★
Parmigiano Reggiano: ハードタイプのイタリアのチーズ。摩り下ろしてパスタに添えるたり、用途は幅広い。
- アンチョビフィレ 2 枚
- ニンニク 1 片
- ウースター ソース 小匙 1
★
Worcestershire Sauce: アメリカのウースターソースは、日本のものと比べると濃度と甘味が少なく、香りが強く酸味がきいている。ソースとしてそのまま使うのではなく、料理の味付けに使うことが多い。Lea & Perrins (リーペリン)と呼ばれるイギリス産のソースが、日本で手に入るものととしては最も近い。
サラダ
- レタス 1 玉
- パルメジャーノチーズ
- クルトンを作る。パンを2センチ程度の角切りにして、オリーブオイルと塩、胡椒で和える。摂氏160度程度の低温のオーブンで、かりっとするまで12分程度焼く。
- ドレッシングを作る。卵黄、レモン汁をボールに入れてよく混ぜる。
- オリーブを大匙一杯程度加えながら、泡立て器で攪拌する。よくまぜったら、さらにオリーブオイルを大匙一杯程度いれて、しっかりとまぜる。この作業を繰り返しながら、卵黄を乳化させ、全体が白っぽくとろみがつくようにする。
- ニンニクとアンチョビを、包丁で出来るだけ細かくして、3.に加える。さらに、摩り下ろしたパルメジャーノチーズ、ディージョンマスタード、ウースターソースで味を調える。
- レタスは、1センチ幅程度の細切りにする。冷水つけてパリッとさせたら、水分をよく切る。
- クルトンとレタスをドレッシングで軽く和える。皿に盛り付けたら、ピーラーで薄切りにしたり、または摩り下ろしたパルメザンチーズをトッピングする。


