Morning Glory Muffins モーニンググローリーマフィン
人参とりんご、レーズンを加えて、黒砂糖とシナモンの風味をきかせて作る、モーニンググローリーマフィン (morning glory muffins) です。モーニンググローリーマフィンとは、直訳すると、朝の栄光マフィンです。モーニンググローリーには、アサガオという意味もあるのですが、アサガオのように、朝に輝くマフィン、と考えてもいいでしょう。名前の由来は、1978年にマフィンを考案した、マサチューセッツ州の南にある、ナンタケット (Nantucket) 島にある、モーニンググローリーカフェ (morning glory café) にあると言われています。
モーニンググローリーマフィンには、様々な食材を少しずつ加えて作るのが、特徴です。必ず入れるのは、りんご、人参、レーズンですが、その他、ピーカンや胡桃などのナッツ、パインアップルの缶詰、アップルソースやマッシュしたバナナ、ココナッツフレーク、チアシードやヒマワリの種などを使う場合もあります。りんごと相性がいい、黒砂糖とシナモンで味付けするのが一般的です。小麦粉だけでつくるときもあるし、全粒粉やオートミールなどを加えて、より健康的な食材を使うこともあります。まさに、朝食に食べるのにぴったりな、栄養豊なマフィンが、モーニンググローリーマフィンです。
食材の種類は多いですが、作り方はアメリカの一般的なマフィンの作り方と同じです。最初に粉類をボールに入れて、混ぜ合わせます。今回は、全粒粉と小麦粉を半量ずつ使っています。全粒粉、小麦粉、シナモン、ナツメグ、三温糖、重曹、ベーキングパウダーをボールに入れて、泡立て器でよく混ぜます。小麦粉や砂糖、重曹の塊がなくなるようにするのが、ポイントです。
それぞれの食材を用意します。ナッツは粗目の微塵切りにします。レーズンはぬるま湯に浸してから、笊にあけて、水気を切ります。人参は、グレイターで細かく摩り下ろします。林檎は、皮をむいて、芯を取り除き、角切りにします。
用意した材料を、混ぜ合わせた粉類のボールに加えます。
粉類が満遍なくいきわるように、混ぜ合わせます。
別の器に、牛乳、プレーンヨーグルト、植物油、卵を入れて混ぜます。
混ぜ合わせたカスタード液を、ボールに入れて、生地を一つにまとめます。
マフィン型に、ベーキング用の紙などを敷いて、生地を均等に入れます。お弁当用のシリコンカップなどで大丈夫です。表面が出来るだけ平になるように、軽く調えます。
摂氏200度に温めたオーブンで、表面に軽く焦げ目がつくまで、25分程度焼きます。
焼き上がったら、ラックの上で冷まします。
Morning Glory Muffins モーニンググローリーマフィン
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 25分
難易度— :★★☆
—- 又は 中力粉 ———————— 130 g
•全粒粉 ———————————- 140 g
•三温糖 ———————————- 40 g
•ベーキングパウダー ———— 小匙 1
•重曹 ————————————– 小匙 1/2
•塩 —————————————- 少々
•シナモン (粉) ———————- 小匙 1
•ナツメグ (粉) ———————- 小匙 ¼
•りんご (皮をむいて、角切りにしたもの) — 150 g
•人参 ————————————– 120 g
•ピーカン 又は 胡桃 (みじん切り) — 60 g
•干し葡萄 —————————— 30 g
•卵 —————————————- 1個
•プレーンヨーグルト ———— 60 ml
•牛乳 ————————————– 120 ml
•植物油 ———————————- 大匙 2
❷小麦粉、全粒粉、ベーキングパウダー、重曹、砂糖、塩、シナモン、ナツメグをよく混ぜる。
❸りんごは皮とむいて、芯をとってから、角切りにする。人参は、グレイターで摩り下ろして細かくする。ナッツは微塵切りにする。レーズンはぬるま湯に浸してふやかしてから、笊にあけて水気をきっておく。
❹混ぜ合わせた粉類に、❸ のナッツ、レーズン、人参、りんごを加えて、全体を混ぜ合わせる。
❺別の器に、牛乳、ヨーグルト、卵、植物油を入れて混ぜ合わせる。
❻❺ のカスタード液を、❹ のボールに入れて、生地を一つにまとめる。
❼油(分量外)をぬるか、ベーキング用の紙を敷いたマフィン型に、❺ の生地を満遍なく入れる。温めておいたオーブンで、軽く焦げ目が付くまで、20分~25分焼く。