Chicken Alfredo チキンアルフレッド
アルフレッド (Alfredo) パスタソースは、チーズが入ったクリームベースのソースです。アメリカではトマトベースのマリナラソースと並んで、とてもポピュラーなパスタソースで、瓶詰になっているものが市販されています。 アルフレッド (Alfredo) というのは、ローマにあるレストランの名前が発祥です。アルフレッドソースというのは、アメリカでの呼び方で、Alfredo di Lelio というローマにあるレストランのパスタを、アメリカの観光客が母国に紹介することによって、全米に広まったと言われています。
アルフレッドソースは、基本的には、バター、生クリーム、チーズという、とてもシンプルな材料だけで作ります。シンプルにソースだけで食べることもあるし、鶏肉や、サーモンや海老などの魚介類、またはマッシュルームなどの具材とあわせることもあります。今回は、フライパンで軽く焼いた鶏肉とあわせています。とても濃厚なソースなので、それだけでメインディッシュになるような、ボリュームのある一品です。アルフレッドソースは、伝統的にはきし麺のような、平らなフィットチーネと合わせることが多いですが、他の種類のパスタを合わせてももちろんOKです。
鶏の胸肉は、厚さが半分になるように、スライスします。その後、塩、黒胡椒をふって、下味をつけておきます。
パスタは、パッケージの指示に従って、硬めに茹でます。
フライパンにオリーブオイルをひいて、下味をつけた鶏肉を焼きます。皮面を下にして、中火で火を通し、両面に軽く焦げ目がつくようにします。
焼き上がったら、フライパンから取り出しておきます。
鶏肉を焼いたフライパンをそのまま使って、ソースを作ります。バターと微塵切りにしたニンニクを入れて、ニンニクの香りがたつまで火を通します。
バターが溶けたら、生クリームを入れます。
生クリームが温まってきたら、摩り下ろしたパルメジャーノチーズを加えて溶かします。チーズはパルメジャーノチーズを使うことが多いですが、好みでチェダーチーズなどを少し加えてもいいと思います。
茹で上がったパスタを加えます。今回は、ラザニアを茹でてから、包丁でフィットチーネのように細切りにして使っています。
食べやすい大きさにスライスした、鶏肉をフライパンに戻します。
ソースが濃すぎる場合は、パスタのゆで汁を少し加えて調整します。逆に、ソースが薄い場合は、チーズを加えて調節します。最後に塩、黒胡椒で味を調えます。
パスタを器にもりつけます。
刻んだパセリやタラゴンなど、好みのパスタを散らして出来上がりです。
Chicken Alfredo チキンアルフレッド
加熱時間 :ガスコンロの上で15-20分
難易度— :★★☆
•鶏胸肉 ———————————- 1枚
•塩 —————————————- 小匙 ½
•黒胡椒 ———————————- 小匙 ¼
•オリーブオイル ——————- 大匙 2
•ニンニクの微塵切り ———— 大匙 1
•バター ———————————- 大匙 2
•生クリーム ————————— 140 ml
•パルメジャーノチーズ (粉) — 50 g
•パセリ又はタラゴン(微塵切り) — 適宜
❷鍋に水と塩を入れて沸騰させ、パッケージの指示に従って、パスタを硬めに茹でる。
❸フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけて、❶ の鶏肉を入れて、両面に焦げ目がつくようにして焼く。中まで火が通ったら、鍋から取り出しておく。
❹鶏肉を焼いたフライパンに、刻んだニンニクとバターを入れる。バターが溶けたら、生クリームを加える。さらに、摩り下ろしたチーズを加えて混ぜ合わせる。
❺チーズが溶けたら、茹でたパスタを加える。鶏肉を食べやすい大きさにスライスして、フライパンに戻す。全体をかき混ぜて、ソースが濃すぎるようだったら、パスタのゆで汁を加える。逆に薄かったら、チーズをさらに加えて調節する。最後に塩と黒胡椒で味を調える。
❻全体をかき混ぜてソースをからませてから、パスタを器にもりつける。好みで刻んだハーブをちらす。