07 豆と穀物とパスタ,  54 アメリカのイタリア料理

Chicken Alfredo チキンアルフレッド

アルフレッド (Alfredo) パスタソースは、チーズが入ったクリームベースのソースです。アメリカではトマトベースのマリナラソースと並んで、とてもポピュラーなパスタソースで、瓶詰になっているものが市販されています。 アルフレッド (Alfredo) というのは、ローマにあるレストランの名前が発祥です。アルフレッドソースというのは、アメリカでの呼び方で、Alfredo di Lelio というローマにあるレストランのパスタを、アメリカの観光客が母国に紹介することによって、全米に広まったと言われています。

アルフレッドソースは、基本的には、バター、生クリーム、チーズという、とてもシンプルな材料だけで作ります。シンプルにソースだけで食べることもあるし、鶏肉や、サーモンや海老などの魚介類、またはマッシュルームなどの具材とあわせることもあります。今回は、フライパンで軽く焼いた鶏肉とあわせています。とても濃厚なソースなので、それだけでメインディッシュになるような、ボリュームのある一品です。アルフレッドソースは、伝統的にはきし麺のような、平らなフィットチーネと合わせることが多いですが、他の種類のパスタを合わせてももちろんOKです。

鶏の胸肉は、厚さが半分になるように、スライスします。その後、塩、黒胡椒をふって、下味をつけておきます。

チキンアルフレッド

パスタは、パッケージの指示に従って、硬めに茹でます。

フライパンにオリーブオイルをひいて、下味をつけた鶏肉を焼きます。皮面を下にして、中火で火を通し、両面に軽く焦げ目がつくようにします。

チキンアルフレッド

焼き上がったら、フライパンから取り出しておきます。

チキンアルフレッド

鶏肉を焼いたフライパンをそのまま使って、ソースを作ります。バターと微塵切りにしたニンニクを入れて、ニンニクの香りがたつまで火を通します。

チキンアルフレッド

バターが溶けたら、生クリームを入れます。

チキンアルフレッド

生クリームが温まってきたら、摩り下ろしたパルメジャーノチーズを加えて溶かします。チーズはパルメジャーノチーズを使うことが多いですが、好みでチェダーチーズなどを少し加えてもいいと思います。

チキンアルフレッド

茹で上がったパスタを加えます。今回は、ラザニアを茹でてから、包丁でフィットチーネのように細切りにして使っています。

食べやすい大きさにスライスした、鶏肉をフライパンに戻します。

ソースが濃すぎる場合は、パスタのゆで汁を少し加えて調整します。逆に、ソースが薄い場合は、チーズを加えて調節します。最後に塩、黒胡椒で味を調えます。

パスタを器にもりつけます。

刻んだパセリやタラゴンなど、好みのパスタを散らして出来上がりです。

Chicken Alfredo チキンアルフレッド
準備時間 : 15分
加熱時間 :ガスコンロの上で15-20分
難易度★★☆
【 材料 2-4 人前 】
フィットチーネ ——————- 260 g
鶏胸肉 ———————————- 1枚
—————————————- 小匙 ½
黒胡椒 ———————————- 小匙 ¼
オリーブオイル ——————- 大匙 2
ニンニクの微塵切り ———— 大匙 1
バター ———————————- 大匙 2
生クリーム ————————— 140 ml
パルメジャーノチーズ (粉) 50 g
パセリ又はタラゴン(微塵切り) 適宜
【 作り方 】
鶏胸肉は半分の薄さになるようにスライスして、塩、黒胡椒をまぶしておく。
鍋に水と塩を入れて沸騰させ、パッケージの指示に従って、パスタを硬めに茹でる。
フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけて、 の鶏肉を入れて、両面に焦げ目がつくようにして焼く。中まで火が通ったら、鍋から取り出しておく。
鶏肉を焼いたフライパンに、刻んだニンニクとバターを入れる。バターが溶けたら、生クリームを加える。さらに、摩り下ろしたチーズを加えて混ぜ合わせる。
チーズが溶けたら、茹でたパスタを加える。鶏肉を食べやすい大きさにスライスして、フライパンに戻す。全体をかき混ぜて、ソースが濃すぎるようだったら、パスタのゆで汁を加える。逆に薄かったら、チーズをさらに加えて調節する。最後に塩と黒胡椒で味を調える。
全体をかき混ぜてソースをからませてから、パスタを器にもりつける。好みで刻んだハーブをちらす。
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