17 コブラとプディング

Chocolate Flan チョコレートフラン

チョコレートを加えて作るチョコレートフラン (chocolate flan) です。フラン (Flan) とは、日本でも馴染みが深い「カスタードプリン」のことです。フランスやスペインなど、ラテン語圏でとてもポピュラーなデザートで、大きなケーキ型で焼くのが主流です。アメリカの一般的なフランは、クリームチーズを加えて焼くのが特徴で、アメリカでメキシカンフランと呼ばれているものは、エバミルクやコンデンスミルクを使って焼きます。このチョコレートフランは、メキシカンフランのバリエーションの一つで、エバミルクを使い、溶かしたチョコレートを生地に加えます。濃厚で口当たりがソフトなので、生チョコレートのような食感が特徴です。チョコレートが入っている分、フランとしては生地が硬めなので、作りやすく失敗が少ないレシピです。

最初のキャラメルソースを作ります。砂糖と少量の水を鍋に入れて、砂糖の塊をつぶすようにして、少しかきまぜます。

鍋を中火にかけて、適度に揺らしながら、砂糖をとかしていきます。キャラメルソースの色が変わってきたら、少し火を弱めます。時々鍋をゆらしながら、飴色になるまで煮ます。飴色になったら、火を止めます。色が薄いうちに火を止めて、予熱で適度な色合いになるまで火を通すのがポイントです。

キャラメルソースが熱いうちに、ケーキ型に入れて、ケーキ型を傾けながら、キャラメルソースが満遍なく広まるようにします。キャラメルソースが熱いので、火傷をしないように注意します。

製菓用のチョコレートは、湯煎にかけるか、電子レンジで温めて溶かします。電子レンジを使う場合は、500ワットで、1分間加熱し、一度取り出して、かき混ぜてから、再度1分間加熱します。この作業を繰り返して、チョコレート全体を溶かします。

カスタードを作ります。エバミルクと卵、卵黄、砂糖をボールに入れて、よく混ぜ合わせます。

チョコレートと濃いめに入れたコーヒーを少量加えます。

用意しておいた、ケーキ型にカスタード液を流します。生地を笊でこしてから焼き型に入れると、口当たりがなめらかな出来上がりになります。

ケーキ型はアルミホイルで蓋をしてから、ロースターパンなど、一回り大きな容器の上にのせて、周囲に熱湯をはります。

摂氏150度に温めたオーブンで、カスタード液が固まるまで、40分程度焼きます。焼き上がったフランは、粗熱をとってから、冷蔵庫の中でよく冷やしておきます。

焼き型から出すときは、キャラメルソースが固まっているので、熱湯に少しだけケーキ型をつけて、ソースを溶かしておきます。さらに、側面の生地が、焼き型にくっついているので、ケーキ型の側面に、ナイフを刺して、生地が外れやすいようにしておきます。

平たいお皿をかぶせてから、ひっくり返すようにして、盛り付けます。

好みで、フルーツやミントの葉などを添えます。

Chocolate Flan チョコレートフラン
準備時間 : 10分
加熱時間 :摂氏 150度のオーブンで 45分
冷却時間 :6時間
難易度★★☆
【 材料 7-inch (18 cm) ケーキ型 】

キャラメルソース
砂糖 ————————————– 120 g
—————————————- 大匙 2

プリン
製菓用チョコレート ———— 120 g
エバミルク(無糖) —————- 400 g
砂糖 ————————————– 80 g
—————————————- 5個
卵黄 ————————————– 1 個
濃いめのコーヒーまたはエスプレッソ 大匙 1
【 作り方 】
キャラメルソースを作る。砂糖と水を鍋に入れて、中火にかける。鍋をゆすりながら、砂糖を溶かす。沸騰したら、火を弱めて、アメ色になるまで煮詰める。
キャラメルソースをケーキ型に入れて、ケーキ型を傾けながら、表面を平にする。
オーブンを摂氏150度に温める。
チョコレートは湯煎にかけるか、電子レンジで温めて、溶かす。
ボールに、エバミルク、卵、卵黄、砂糖、溶かしたチョコレート、コーヒーを入れて、よくかき混ぜる。
カスタード液を笊でこしながら、 のケーキ型に流し入れる。ケーキ型にアルミホイルをかぶせて、ロースターパンにおいて、ケーキ型の周囲に熱湯をそそぐ。
温めたオーブンで、カスタード液が固まるまで、40分程度焼く。
焼き上がったら、粗熱がとれるまで、ラックの上で冷ます。その後冷蔵庫でよく冷やす。
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