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Cod Fish Cakes with Tartar Sauce 白身魚のフィッシュケーキ
英語のケーキ (cake) というのは固形状の固めたものをいうので、甘いお菓子とは限りません。とくに魚介類を使って、コロッケ状にしたものには、フィッシュケーキ (fish cake) やクラブケーキ (crab cake)など、様々なレシピがあります。今回作ったのは、鱈を使い、つなぎとしてじゃが芋を入れたフィッシュケーキです。鱈以外の、白身の魚でも、同じように作ることができます。少し大きめに作れば、ボリューム感のあるメインディッシュになるし、お酒のおつまみにも最適なスナックにもなります。魚介とよくあう、タルタルソースとレモンを添えて頂きます。
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じゃが芋は小さめのものを2つ使います。皮をよく洗って、くし型に切って、水を少し多めに入れて、中火にかけます。
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沸騰したら火を弱めて、3分程度煮ます。じゃが芋に半分程度火が通ったら、鱈を入れて、同じ鍋で火を通します。鱈は切り身を4切れほど使いました。
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じゃが芋は水気を切り、粗熱をとって冷まします。皮をむいて、フォークやマッシャーなどを使って、つぶしておきます。
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鱈は骨と皮を取り除きます。
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軽く身をほぐしておきます。
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ボールにじゃが芋、鱈、微塵切りにしたハーブ、卵、塩、黒胡椒を入れて、全体を混ぜ合わせます。
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パン粉をまぶしながら、平たい小判型に形成します。
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油をひいたフライパンで、両面に軽く焦げ目がつくまで焼きます。
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タルタルソースを作ります。ボールにマヨネーズ、プレーンヨーグルト、ディジョンマスタード、レモン汁、ウースターソース、微塵切りにしたハーブ、スィートレリッシュ、ケッパー、塩、黒胡椒を入れて、よく混ぜ合わせます。
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器にもり、タルタルソースとくし型に切ったレモンを添えます。
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- じゃがいも 2 個
- 鱈の切り身 445 g
- パセリ又は青ネギ(微塵切り) 大匙 2
- 卵 3 個
- 塩 小匙 ½
- 黒胡椒 小匙 ½
- パン粉 120 ml
- 植物油 60 ml
タルタルソース
- プレーンヨーグルト 60 ml
- マヨネーズ(ビン詰のもの又は自家製) 80 ml
- レモン汁 大匙 1
- ディジョン マスタード 小匙 1
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- スウィート レリッシュ 大匙 1
★
Sweet Relish : きゅうりのピクルスを微塵切りにしたもの。タルタルソースやポテトサラダに加えて使う。サラダ用に少し大きめに刻んだタイプのものの市販されている。
- ケッパー 大匙 1
- ウースターソース 小匙 1
★
Worcestershire Sauce: アメリカのウースターソースは、日本のものと比べると濃度と甘味が少なく、香りが強く酸味がきいている。ソースとしてそのまま使うのではなく、料理の味付けに使うことが多い。Lea & Perrins (リーペリン)と呼ばれるイギリス産のソースが、日本で手に入るものととしては最も近い。
- パセリ又はディル(微塵切り) 大匙 2
- 塩 適宜
- 黒胡椒 適宜
- じゃがいもと水を入れてゆでる。じゃがいもに半分程度火がとおったら、さらに鱈も同じ鍋に入れて火をとおす。
- 茹で上がったジャガイモは皮をむいてマッシュする。鱈は粗熱がとれたら、皮と骨をとりのぞいて身をほぐしておく。
- じゃがいもと鱈、卵、みじん切りにしたパセリ、塩、黒胡椒を加えてよく混ぜ合わせる。
- 3. にパン粉をまぶしながら、小判型に形成する。
- フライパンに油を入れて中火にかける。4. の両面に軽く焦げ目がつくように焼く。
- ソールを作る。ヨーグルト、マヨネーズ、ディジョンマスタード、ウースターソース、レモン汁、みじん切りにしたハーブ、ケッパーを混ぜ合わせる。塩と黒胡椒で味を調える。
Homemade Mayonnaise 自家製マヨネーズ
- 植物油 235 ml
- 卵黄 1 個
- 卵 1 個
- りんご酢 大匙 1
- ディジョン マスタード 小匙 1
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- 塩 適宜
- 全卵と卵黄、マスタード、りんご酢をボールに入れて軽く混ぜる。
- 植物油を大匙一杯程度加えながら、泡立て器で攪拌する。焼くまぜったら、さらに植物油を大匙一杯程度いれて、しっかりとまぜる。この作業を繰り返しながら、卵を乳化させ、全体が白っぽくとろみがつくようにする。
- 最後に塩で味を軽く調える。