Hamburger Soup ハンバーガースープ

ハンバーガースープ (hamburger soup) は、牛挽肉とトマト、じゃが芋、その他様々な野菜を加えてつくる、具沢山のスープです。とても家庭的なスープなので、パスタを加えて作ったり、白いんげんなどの豆を加えてみたり、家庭によって様々なバラエティーがあります。トマトをベースにしたスープなので、南部では、コーンブレッドを添えることが多いです。ハンバーガースープという名前は、とてもユニークですが、アメリカでは、ハンバーガーをつくる挽肉のことを、ハンバーガーと呼ぶことが多いので、牛挽肉をメインの素材として、スープを作ることに由来していると思います。

牛挽肉だけでなく、たっぷりと野菜を加えて作ります。玉ねぎ、セロリ、人参、ピーマンを微塵切りに、ニンニクを細かい微塵切りにします。アメリカでは、ピーマンではなくて、緑のパプリカが使われます。人参とピーマンやパプリカは、省略可能です。

鍋にオリーブオイルをひいて、中火にかけます。鍋が熱したら、挽肉を加えて、炒めます。ハンバーガーという名前が示す通り、牛挽肉を使うのが基本ですが、牛挽肉に変わりに、合いびき肉を使っても美味しくできます。

挽肉の色が変わってそぼろ状になったら、パプリカ、ガーリックパウダー、塩、黒胡椒で味をつけます。

微塵切りにした、玉ねぎ、セロリ、ピーマン、人参を加えて、よく炒めます。

玉ねぎが半透明になったら、ニンニクを加えます。

セロリの葉とローリエ、ローズマリーなどのハーブをガーゼに包んで、簡易的なブーケガルニを作ります。

鍋に、トマトの水煮缶、ブーケガルニ、ビーフブロス、ウースターソースを加えて、軽く混ぜ合わせます。ビーフブロスの代わりに、チキンブロスやベジタブルブロスでも美味しくできます。ウースターソースは、日本のメーカのものだと甘すぎるので、リーペリンというイギリスのメーカのものが、アメリカのウースターソースの味に近いです。

沸騰したら、弱火にして、全体の味がなじむまで、30分程度煮込みます。

皮をむいて、食べやすい大きさに切った、じゃが芋を加えます。

じゃが芋が軟らかくなったら、冷凍のグリーンピースを加えて、軽く混ぜます。グリーンピースの代わりに、下茹でしたいんげん豆やブロッコリー、アスパラガス、冷凍のコーンなどを加えてもいいです。

食べる直前に、バジルやイタリアンパセリなどのハーブを散らします。

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