Homemade Graham Crackers 自家製グラハムクラッカー

チーズケーキやキーライムパイなどで使われる、グラハムクラッカーです。グラハムクラッカーは、もちろん、市販のものを使っていいのですが、全粒粉の風味がより香ばしくて、美味しいです。そのままクリームチーズをつけて食べてもいいし、多めに作って冷凍しておけば、お菓子作りにも使えます。

グラハムクラッカーの由来は、グラハム粉を提唱し、アメリカのベジタリアンの父と呼ばれた、シルベスターグラハム (Sylvester Graham) に由来します。グラハム粉は、表皮や胚芽を含む、小麦を丸ごとひいて粉をにしたもので、全粒粉と基本的には同じです。グラハム粉と呼ばれて市販されている小麦粉は、一般的な全粒粉よりも粗くひかれているのが特徴です。しかし、あまりグラハムクラッカーのレシピで、グラハム粉を使用しているものはなく、通常の全粒粉と小麦粉を半分ずつ使うレシピが多いです。

グラハムクラッカーは、最初にバターとラード、三温糖をボールに入れて、クリーム状に練り合わせます。バターは室温で軟らかくするか、200ワット程度の弱い電子レンジで1分ほど加熱すると、作業が楽です。ラードの代わりにショートニングでもいいです。

蜂蜜を加えて、さらに練り合わせます。蜂蜜のかわりに、メープルシロップでも大丈夫です。

粉類を篩にかけてから加えます。小麦粉、全粒粉、シナモン、重曹を使います。小麦粉は中力粉でも薄力粉でもいいですが、中力粉の場合は少し量を減らします。同様に、全粒粉は製菓用のものを使いますが、パン用の全粒粉の場合は、少し少な目にするといいでしょう。

粉類と油脂がまぜったら、牛乳を少しずつ加えます。生地の硬さを考慮しながら、少しずつ加えるようにします。

パサパサとした感じがなくなればOKです。

大きめのラップに包んで、平たく成形します。

ラップに包んで、冷蔵庫で一時間程度ねかせます。

生地を5ミリ程度に麺棒を使ってのばします。あまり薄くすると、焦げやすくなってしまいます。出来るだけ、全体の厚さを統一するのが、ポイントです。

ピザカッターなどを使って、長方形に切り取ります。

ベーキング用の紙を敷いて鉄板に並べます。

フォークで模様をつけます。

摂氏180度に温めたオーブンで、12分から15分程度焼けば出来上がりです。

焼き上がったら、ラックの上で冷まします。

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