Philly Cheesesteak Sandwich フィラデルフィア風チーズステーキサンドイッチ
薄切りにした牛肉と炒めた玉ねぎ、チーズを挟んだサンドイッチで、ペンシルバニア州の州都、フィラデルフィアの名物サンドイッチです。1930年頃に、ホットドックを売っている屋台が、ソーセージの代わりに牛肉を焼いて売り出したのが始まりと言われています。牛肉を薄切りにして焼くというスタイルは、アメリカではかなり珍しいですが、限られた時間内で、効率的に調理するための知恵だったのではないかと思います。野菜はシンプルに玉ねぎだけを使う場合が多いですが、パプリカやマッシュルームを加えることもあります。チーズは、プロヴォローネ (Provolone) という、水牛から作ったイタリアのチーズを使うのが一般的です。
パンはホーギーロール (hoagie rolls) と呼ばれるサンドイッチ用のパンや、小さめのフランスパンやチャパティーなどが使われます。 ホーギーロールは、サブウエイで使われるような、細長いパンです。フランスパンを好みの長さで切って使ってもといいと思います。
パンは真ん中で切り込みを入れて、平たくしておきます。
フライパンにバターを入れて、中火にかけ、パンを切れ目を下にして焼きます。
軽く焦げ目がついたら、OKです。
玉ねぎとピーマンを薄切りにします。牛肉は薄切りにしてから、細切りにします。焼き肉用に、薄切りにしてあるものを利用すると楽だと思います。ニンニクは細かい微塵切りにします。チーズは薄くスライスしておきます。 プロヴォローネ チーズが手に入らない場合、モッツラレラのようなマイルドな風味のチーズがお薦めです。
フライパンにオリーブオイルが牛脂をひいて、中火にかけます。最初に玉ねぎとピーマンを炒めます。
ピーマンがしんなりとしたら、微塵切りにしたニンニクを加えます。
火が通った野菜を、フライパンの周囲によせて、中央にスペースを作ります。細切りにした牛肉を真ん中に入れて、軽く炒めます。
肉に火が通ってきたら、黒胡椒、塩、ガーリックパウダーで味をつけて、全体を混ぜ合わせます。
スライスしたチーズをのせて、火を止めます。
蓋をして、予熱でチーズを溶かします。
用意しておいた、パンに牛肉を挟んで出来上がりです。好みで、パンにマヨネーズを塗ったり、ケチャップをかけてもいいです。
Philly Cheesesteak Sandwich フィラデルフィア風チーズステーキサンドイッチ
調理時間 :ガスコンロの上で10-15分
難易度— :★★☆
•牛肉 (ステーキ用) ————– 300 g
•玉ねぎ (小) ————————– 1 個
•グリーンパプリカ —————- ½ 個
—- 又は ピーマン ———————- 1 個
•ニンニクの微塵切り ———— 大匙 1
•オリーブオイル ——————- 大匙 1
•プロヴォローネ 又は モッツァレラチーズ — 85 g
•バター ———————————- 大匙 3
•ガーリックパウダー ———— 小匙 ½
•黒胡椒 ———————————- 小匙 ¼
•塩 —————————————- 適宜
❷パンは真ん中に包丁を入れる。フライパンにバターをひいて、中火にかけ、パンの内側を下にして焼いて、軽く焦げ目をつける。
❸フライパンにオリーブオイルをひいて、玉ねぎとパプリカ (又はピーマン)を入れて炒める。玉ねぎがしんなりとしたら、ニンニクを加える。
❹炒めた野菜を、フライパンの周囲によけるようにして、真ん中にスペースを作る。牛肉を中央に入れて、火が通るまで炒める。
❺塩、黒胡椒、バーリックパウダーを入れて、野菜と牛肉を混ぜ合わせる。スライスしたチーズをのせて、火を消す。蓋をして、予熱でチーズを溶かす。
❻❷ のパンに、❺ の牛肉と野菜を挟む。