Skillet Biscuits スキレットビスケット
スキレット (skillet) とはフライパンのことなので、オーブンに入れられるような鉄製のフライパンに入れて焼いた、アメリカ南部風のビスケットです。アメリカ南部のビスケットは、KFCで食べられるような、イギリスのスコーンのような丸い形をしているものですが、作り方や食べ方は、イギリスのスコーンとは少し違います。このスキレットビスケットは、フライパンで焼くことによって、ビスケットの底面に軽く焦げ目がついて、サクッとなるのが持ち味です。
作り方は、最初に小麦粉、塩、ベーキングパウダー、重曹をボールに入れて、軽く混ぜ合わせます。
細かく切ったバターとラードを、泡立て器などを使って、粉に練りこんでいくようにします。ラードの代わりに、ショートニングを使ってもよいです、
バターの塊がなくなって、ぱさぱさとした感じになればOKです。
プレーンヨーグルトと牛乳を器に入れて、よく混ぜ合わせます。アメリカのレシピでは、ビスケットを作るときは、通常、バターミルクを使います。私はバターミルクの代わりに、プレーンヨーグルトと牛乳を混ぜ合わせて使っています。実際には、ヨーグルトはバターミルクの代用といっては、ヨーグルトに失礼なくらい、ヨーグルトでも美味しく出来ます。
混ぜ合わせたヨーグルトを、粉類を入れたボールに入れて、全体を混ぜ合わせます。
生地が一つにまとまったら、軽く打ち粉を使いながら、ビスケットを平たい円盤状に成形します。
ラードやバターなどの油脂を塗ったフライパンに、均等に並べます。
さらにビスケットの表面にも、バターやラードを軽く塗っておきます。
摂氏200度に温めておいたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで、20分程度焼きます。
【 材料 8-10 枚分】- 薄力粉 300 g
- ベーキングパウダー 小匙 ¼
- 重曹 小匙
- 塩 小匙 ¼
- バター 大匙 2
- ショートニング又は ラード 大匙 2
- プレーンヨーグルト 80 ml
- 牛乳 120 ml
- 小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、塩、をよくまぜあわせる.
- 1.の粉類と細かく刻んだバター、ショートニングを生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
- オーブンを摂氏200度に温める。
- 牛乳とヨーグルトとよく混ぜ合わせてから、2.の生地に加え、軽く混ぜ合わせてひとつにまとめる。
- オーブンに入れられるフライパンに、バターもしくはラード (分量外)を塗っておく。打ち粉をつかいながら、4. の生地を円盤状に整形して、フライパンに均等に並べる。ビスケットの表面にも、バターやラードを軽く塗る。
- 温めたオーブンで、軽く焦げ目が付くまで、20分~25分焼く。