スキレットビスケット
13 ビスケットとスコーン,  40 アメリカ南部料理

Skillet Biscuits スキレットビスケット

スキレット (skillet) とはフライパンのことなので、オーブンに入れられるような鉄製のフライパンに入れて焼いた、アメリカ南部風のビスケットです。アメリカ南部のビスケットは、KFCで食べられるような、イギリスのスコーンのような丸い形をしているものですが、作り方や食べ方は、イギリスのスコーンとは少し違います。このスキレットビスケットは、フライパンで焼くことによって、ビスケットの底面に軽く焦げ目がついて、サクッとなるのが持ち味です。

スキレットビスケット

作り方は、最初に小麦粉、塩、ベーキングパウダー、重曹をボールに入れて、軽く混ぜ合わせます。

細かく切ったバターとラードを、泡立て器などを使って、粉に練りこんでいくようにします。ラードの代わりに、ショートニングを使ってもよいです、

スキレットビスケット

バターの塊がなくなって、ぱさぱさとした感じになればOKです。

スキレットビスケット

プレーンヨーグルトと牛乳を器に入れて、よく混ぜ合わせます。アメリカのレシピでは、ビスケットを作るときは、通常、バターミルクを使います。私はバターミルクの代わりに、プレーンヨーグルトと牛乳を混ぜ合わせて使っています。実際には、ヨーグルトはバターミルクの代用といっては、ヨーグルトに失礼なくらい、ヨーグルトでも美味しく出来ます。

スキレットビスケット

混ぜ合わせたヨーグルトを、粉類を入れたボールに入れて、全体を混ぜ合わせます。

スキレットビスケット
スキレットビスケット

生地が一つにまとまったら、軽く打ち粉を使いながら、ビスケットを平たい円盤状に成形します。

スキレットビスケット

ラードやバターなどの油脂を塗ったフライパンに、均等に並べます。

スキレットビスケット

さらにビスケットの表面にも、バターやラードを軽く塗っておきます。

スキレットビスケット

摂氏200度に温めておいたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで、20分程度焼きます。

スキレットビスケット
【 材料 8-10 枚分
  • 薄力粉 300 g
  • ベーキングパウダー 小匙 ¼
  • 重曹 小匙
  • 塩 小匙 ¼
  • バター 大匙 2
  • ショートニング又は ラード 大匙 2
  • プレーンヨーグルト 80 ml
  • 牛乳 120 ml
【 作り方 】
  1. 小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、塩、をよくまぜあわせる.
  2. 1.の粉類と細かく刻んだバター、ショートニングを生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
  3. オーブンを摂氏200度に温める。
  4. 牛乳とヨーグルトとよく混ぜ合わせてから、2.の生地に加え、軽く混ぜ合わせてひとつにまとめる。
  5. オーブンに入れられるフライパンに、バターもしくはラード (分量外)を塗っておく。打ち粉をつかいながら、4. の生地を円盤状に整形して、フライパンに均等に並べる。ビスケットの表面にも、バターやラードを軽く塗る。
  6. 温めたオーブンで、軽く焦げ目が付くまで、20分~25分焼く。
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