Calzone カルツォーネ
カルツォーネ (calzone) は、ピザ生地に具材をのせ、残りの半面のピザ生地をかぶせるようにして仕上げた、折り畳み式のピザです。カルツォーネの利点は、ナイフやフォークがなくても、気楽に食べることができ、極端な場合、歩きながらや立食でも食べることが出来ます。calzone は、イタリア語で、「ズボン」という意味で、ズボンのように、歩き回りやすい、というのが、カルツォーネの語源と言われています。よりカジュアルなピザ、と言う感じで、ピザを作る具材は、ほとんどの場合、カルツォーネとしてリメイク出来ます。ピザの具材同様、トマトを使ったマリナラソース、モッツレラなどのチーズ、サラミやソーセージなどの肉類など、様々な好みの具材を使って、アレンジするのが楽しいです。
今回作ったのは、肉類を使わない、マッシュルームのカンツォーネです。野菜を使う場合も、茸だけではなく、ほうれん草や玉ねぎ、コーンやアスパラガスなど、好みのものや季節のものを、自由に使うといいと思います。
茸は、マッシュルームと舞茸を使いました。椎茸やしめじ、エノキやエリンギでもいいです。茸は、食べやすい大きさに切りそろえます。ニンニクは微塵切りにします。
茸をオリーブオイルをひいたフライパンで炒めます。しんなりしたら、微塵切りにしたニンニクを入れて、塩と胡椒で味を調えます。
その他の材料を用意します。チーズは、フレッシュなモッツレラチーズとハードタイプのモッツレラチーズ、リコッタチーズを合わせて使っていますが、一種類だけでも全然OKです。バジルの微塵切りとマリナラソースを使っています。フレッシュなモッツレラチーズは薄切り、ハードタイプのモッツレラチーズはグレイターで細かくします。バジルの葉は微塵切りにします。マリナラソースは、市販のものを使ってもいいし、家で作る場合は、こちらの投稿や、こちらを参考にしてください。
ピザ生地は、予め作って冷凍しておいたものを解凍して、使っています。ピザ生地の作り方はこちらを参考にしてください。
冷凍のピザ生地は、自然解凍させて、室温にもどしておきます。打ち粉を使いながら、丸く成形した後、空気を抜くようにして、円盤型にします。
生地を伸ばすようにして、薄い円形に伸ばします。
半面にマリナラソースを塗ります。
バジルの微塵切りをのせます。
炒めた茸をのせます。
チーズをのせます。
半面のピザ生地をかぶせるようにして、周囲を押さえます。
端からねじるようにして、形を整えます。
コーンミールをのせた鉄板の上に、ピザをのせます。卵と水を器に入れて、軽く混ぜ合わせた後、刷毛で表面に塗って、艶出しにします。
摂氏220の高温に温めたオーブンで、表面に軽く焦げ目がつくまで、15分程度焼けば、出来上がりです。
Calzone カルツォーネ
加熱時間 :摂氏 220度のオーブンで 15-20分
難易度— :★☆☆
•マッシュルーム ——————- 120 g
•ニンニクの微塵切り ———— 大匙 1
•オリーブオイル ——————- 大匙 2
•塩 —————————————- 適宜
•黒胡椒 ———————————- 適宜
•コーンミール ———————— 大匙 2
•マリナラソース☆☆ 又は フレッシュトマトのマリナラソース☆☆☆ 80 ml
•モッツァレラチーズ ———— 60 g
•リコッタチーズ ——————- 30 g
•バジルの葉 ————————— 適宜
トッピング
•卵 —————————————- 1 個
•水 —————————————- 大匙 1
❷茸は食べやすい大きさに切る。微塵切りは微塵切りにする。バジルは葉の部分を微塵切りにする。
❸フライパンにオリーブオイルをひいて、中火にかける。❷ の茸を入れて、しんなりするまで炒める。ニンニク、塩、黒胡椒を加えて、味を調える。
❹鉄板の上にコーンミールを薄くひく。ピザ生地を引き延ばすようにしながら、丸く整形しする。
❺マリナラソースをピザ生地の半面に満遍なく塗る。バジルの微塵切り、モッツアレラチーズ、リコッタチーズ、茸を並べる。ピザ生地を半分にたたむようにしてかぶせて、淵を抑え、端から周囲をねじるようにして、しっかりと閉じる。
❻卵と水を器に入れて、軽くかき混ぜる。刷毛で表面に卵液を塗る。温めたオーブンで5軽く焦げ目がつくまで、15分程度焼く。
☆ Homemade Pizza Dough ホシノ天然酵母で作るピザ生地
難易度— :★★☆
•水 —————————————- 300 ml
•蜂蜜 ————————————– 小匙 1
•強力粉 ———————————- 450 g
•塩 —————————————- 小匙 1
❷強力粉と塩をよく混ぜ合わせ、1の生種を少しずつ加える。
❸粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。生地が軟らかすぎるようだったら、大匙1杯程度の小麦粉を少しずつ加えて、混ぜ合わせる。
❹生地がなめらかな状態になり、ボールや手につかないようになるまで、力強くこねる。
❺生地を丸く整えたら、軽く霧吹で水をかけて、ボールにラップをする。温かい室内において、生地の容量が焼く2倍になるまで、発酵させる。
❻発酵した生地をおしつぶして、空気を抜く。生地を4当分にして丸めて、20分ほどねかせる。
☆☆ Marinara Sauce マリナラソース
調理時間 :ガスコンロの上で12-15分
難易度— :★☆☆
•水 —————————————- 120 ml
•オリーブオイル ——————- 60 ml
•ニンニク —————————— 3 片
•オレガノ —————————— 大匙 1
•タイム(乾燥) ———————— 大匙 1
•塩 —————————————- 小匙 ½
❷オリーブオイルを鍋にひいて、微塵切りにしたニンニクを入れ、中火にかける。ニンニクの香りがたってきたら、トマトピューレと水を加える。塩、タイム、オレガノを入れて、軽くかき混ぜながら、中火で2分ほど火を通す。
☆☆☆ Fresh Tomato Marinara Sauce フレッシュトマトのマリナラソース
調理時間 :ガスコンロの上で15-20分
難易度— :★☆☆
•オリーブオイル ——————- 大匙 2
•ニンニク —————————— 2 片
•タイムの葉 ————————— 小匙 1
•バジルの葉 ————————— 15 g
•塩 —————————————- 小匙 ½
❷オリーブオイルを鍋にひいて、微塵切りにしたニンニクを入れ、中火にかける。ニンニクの香りがたってきたら、トマトを加える。沸騰したら、火を弱める。
❸塩、タイムの葉、バジルを入れて、軽くかき混ぜる。余分な水分が蒸発して、適度な濃度になるまで、弱火で5分程度煮る。