11 パン,  53 イタリア料理

Calzone カルツォーネ

カルツォーネ (calzone) は、ピザ生地に具材をのせ、残りの半面のピザ生地をかぶせるようにして仕上げた、折り畳み式のピザです。カルツォーネの利点は、ナイフやフォークがなくても、気楽に食べることができ、極端な場合、歩きながらや立食でも食べることが出来ます。calzone は、イタリア語で、「ズボン」という意味で、ズボンのように、歩き回りやすい、というのが、カルツォーネの語源と言われています。よりカジュアルなピザ、と言う感じで、ピザを作る具材は、ほとんどの場合、カルツォーネとしてリメイク出来ます。ピザの具材同様、トマトを使ったマリナラソース、モッツレラなどのチーズ、サラミやソーセージなどの肉類など、様々な好みの具材を使って、アレンジするのが楽しいです。

今回作ったのは、肉類を使わない、マッシュルームのカンツォーネです。野菜を使う場合も、茸だけではなく、ほうれん草や玉ねぎ、コーンやアスパラガスなど、好みのものや季節のものを、自由に使うといいと思います。

茸は、マッシュルームと舞茸を使いました。椎茸やしめじ、エノキやエリンギでもいいです。茸は、食べやすい大きさに切りそろえます。ニンニクは微塵切りにします。

茸をオリーブオイルをひいたフライパンで炒めます。しんなりしたら、微塵切りにしたニンニクを入れて、塩と胡椒で味を調えます。

その他の材料を用意します。チーズは、フレッシュなモッツレラチーズとハードタイプのモッツレラチーズ、リコッタチーズを合わせて使っていますが、一種類だけでも全然OKです。バジルの微塵切りとマリナラソースを使っています。フレッシュなモッツレラチーズは薄切り、ハードタイプのモッツレラチーズはグレイターで細かくします。バジルの葉は微塵切りにします。マリナラソースは、市販のものを使ってもいいし、家で作る場合は、こちらの投稿や、こちらを参考にしてください。

ピザ生地は、予め作って冷凍しておいたものを解凍して、使っています。ピザ生地の作り方はこちらを参考にしてください。

冷凍のピザ生地は、自然解凍させて、室温にもどしておきます。打ち粉を使いながら、丸く成形した後、空気を抜くようにして、円盤型にします。

生地を伸ばすようにして、薄い円形に伸ばします。

半面にマリナラソースを塗ります。

バジルの微塵切りをのせます。

炒めた茸をのせます。

チーズをのせます。

半面のピザ生地をかぶせるようにして、周囲を押さえます。

端からねじるようにして、形を整えます。

コーンミールをのせた鉄板の上に、ピザをのせます。卵と水を器に入れて、軽く混ぜ合わせた後、刷毛で表面に塗って、艶出しにします。

摂氏220の高温に温めたオーブンで、表面に軽く焦げ目がつくまで、15分程度焼けば、出来上がりです。

Calzone カルツォーネ
準備時間 : 10分
加熱時間 :摂氏 220度のオーブンで 15-20分
難易度★☆☆
【 材料 2 枚分 】
ピザ生地 (M サイズ) ——– 2枚
マッシュルーム ——————- 120 g
ニンニクの微塵切り ———— 大匙 1
オリーブオイル ——————- 大匙 2
—————————————- 適宜
黒胡椒 ———————————- 適宜
コーンミール ———————— 大匙 2
マリナラソース☆☆ 又は フレッシュトマトのマリナラソース☆☆☆ 80 ml
モッツァレラチーズ ———— 60 g
リコッタチーズ ——————- 30 g
バジルの葉 ————————— 適宜

トッピング
—————————————- 1 個
—————————————- 大匙 1
【 作り方 】
オーブンを摂氏220度に温める。
茸は食べやすい大きさに切る。微塵切りは微塵切りにする。バジルは葉の部分を微塵切りにする。
フライパンにオリーブオイルをひいて、中火にかける。 の茸を入れて、しんなりするまで炒める。ニンニク、塩、黒胡椒を加えて、味を調える。
鉄板の上にコーンミールを薄くひく。ピザ生地を引き延ばすようにしながら、丸く整形しする。
マリナラソースをピザ生地の半面に満遍なく塗る。バジルの微塵切り、モッツアレラチーズ、リコッタチーズ、茸を並べる。ピザ生地を半分にたたむようにしてかぶせて、淵を抑え、端から周囲をねじるようにして、しっかりと閉じる。
卵と水を器に入れて、軽くかき混ぜる。刷毛で表面に卵液を塗る。温めたオーブンで5軽く焦げ目がつくまで、15分程度焼く。
Homemade Pizza Dough ホシノ天然酵母で作るピザ生地
準備時間 : 15分
難易度★★☆
【 材料 4 Medium サイズピザ生地 】
ホシノ天然酵母(生種起こしをしたもの) 25 g
—————————————- 300 ml
蜂蜜 ————————————– 小匙 1
強力粉 ———————————- 450 g
—————————————- 小匙 1
【 作り方 】
生種起こしをしたホシノ天然酵母に、35度に温めた水を加えて、400ml になるように調整する。さらに、蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせる。
強力粉と塩をよく混ぜ合わせ、1の生種を少しずつ加える。
粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。生地が軟らかすぎるようだったら、大匙1杯程度の小麦粉を少しずつ加えて、混ぜ合わせる。
生地がなめらかな状態になり、ボールや手につかないようになるまで、力強くこねる。
生地を丸く整えたら、軽く霧吹で水をかけて、ボールにラップをする。温かい室内において、生地の容量が焼く2倍になるまで、発酵させる。
発酵した生地をおしつぶして、空気を抜く。生地を4当分にして丸めて、20分ほどねかせる。
☆☆ Marinara Sauce マリナラソース
準備時間 : 15分
調理時間 :ガスコンロの上で12-15分
難易度★☆☆
【 材料 240 ml 】
トマトピューレ ——————- 240 ml
—————————————- 120 ml
オリーブオイル ——————- 60 ml
ニンニク —————————— 3 片
オレガノ —————————— 大匙 1
タイム(乾燥) ———————— 大匙 1
—————————————- 小匙 ½
【 作り方 】
ニンニクを微塵切りにする。
オリーブオイルを鍋にひいて、微塵切りにしたニンニクを入れ、中火にかける。ニンニクの香りがたってきたら、トマトピューレと水を加える。塩、タイム、オレガノを入れて、軽くかき混ぜながら、中火で2分ほど火を通す。
☆☆☆ Fresh Tomato Marinara Sauce フレッシュトマトのマリナラソース
準備時間 : 15分
調理時間 :ガスコンロの上で15-20分
難易度★☆☆
【 材料 200 ml 】
トマト (中) ————————– 4 個
オリーブオイル ——————- 大匙 2
ニンニク —————————— 2 片
タイムの葉 ————————— 小匙 1
バジルの葉 ————————— 15 g
—————————————- 小匙 ½
【 作り方 】
ニンニクを微塵切りにする。トマトは細かい角切りにする。バジルは葉の部分を微塵切りにする。
オリーブオイルを鍋にひいて、微塵切りにしたニンニクを入れ、中火にかける。ニンニクの香りがたってきたら、トマトを加える。沸騰したら、火を弱める。
塩、タイムの葉、バジルを入れて、軽くかき混ぜる。余分な水分が蒸発して、適度な濃度になるまで、弱火で5分程度煮る。
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