08 サラダと副菜,  51 フランス料理

Eggs Mimosa エッグミモザ

フランス版のデビルドエッグ (Deviled Eggs) 、エッグミモザ (Eggs Mimosa) です。フランス語では、 ウフミモザ(Oeufs Mimosa) と呼ばれます。デビルドエッグは、ゆで卵の黄身だけを取り出し、マヨネーズベースで味付けをし、その黄身を再度、ゆで卵の白身に戻して飾り付けるアメリカの料理です。アメリカのデビルドエッグとの違いは、黄身を、半分だけマヨネーズで和えて味付けし、残りの黄身を粗く裏ごして、ミモザのようにして、表面にたっぷりとトッピングすることです。シンプルにマヨネーズだけで味付けしたものが多く、卵本来の美味しさを味わうのが、フランス風です。そのまま、オードブルのようにしてもいいですが、フレッシュなサラダを添えるのが、定番の食べ方です。

卵の黄身を使って、マヨネーズを作ります。簡単にできるので、ぜひやってみてください。マヨネーズの概念が変わります。

卵の黄身とレモンの果汁、ディジョンマスタード、塩、黒胡椒を器に入れます。レモンがなければ、お酢でも大丈夫です。

軽く混ぜ合わせます。

グレープシードオイルなど、癖がない植物油を大匙1杯程度加えます。泡立て器で、ゆっくりと混ぜ合わせて乳化させます。少量の黄身でマヨネーズを作るときは、強く混ぜ合わせないのがポイントです。この作業を3回から4回程度繰り返します。最後に、塩と黒胡椒で、味を調えます。

卵を固ゆでにします。冷水につけてから、皮をむきます。

半分にきります。

黄身をとりだします。

黄身をスプーンで潰します。

黄身の半量を、トッピング用にとっておきます。残りの黄身に、マヨネーズを大匙3杯程度加えて、混ぜ合わせます。

マヨネーズで和えた黄身を、白身に戻します。

残りの黄身を、目の粗い笊などでこして、ミモザのようにトッピングします。

フレッシュなサラダとともに盛り付けます。残ったマヨネーズも、サラダのドレッシングとして使います。

Eggs Mimosa エッグミモザ
準備時間 : 10分
加熱時間 :ガスコンロの上で10-15分
難易度★★☆
【 材料 12 個分 】
—————————————- 6 個

マヨネーズ
卵黄 ————————————– 1 個
植物油 ———————————- 60 ml
レモン果汁 ————————— 大匙 1
ディジョンマスタード ——– 大匙 ½
—————————————- 適宜
黒胡椒 ———————————- 適宜
【 作り方 】
ゆで卵を固ゆでにする。冷水で冷ましてから、皮をむいておく。
マヨネーズを作る。卵黄、塩、黒胡椒、レモンの果汁、ディジョンマスタードを器に入れて、混ぜ合わせる。植物油を大匙1杯程度加えて、泡立て器で、ゆっくりと混ぜ合わせて乳化させる。この作業を繰り返す。最後に、塩と黒胡椒で、味を調える。
ゆで卵を半分に切って、黄身をとりだす。黄身を器に入れて、スプーンなどで潰す。
黄身の半量を、トッピング用にとっておく。残りの黄身とマヨネーズを大匙3杯程度加えて、混ぜ合わせる。
マヨネーズと和えた黄身を、白身の窪みにスプーンでのせる。残しておいた黄身を、目が粗い笊で裏ごし手、卵の表面にトッピングする。
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