Salade Lyonnaise リヨン風サラダ
ポーチドエッグを使った、フランスのリヨン地域のサラダです。オリジナルなリヨン風サラダは、フリッゼ (frisée) と呼ばれる、タンポポに似た野生のハーブを使います。日本では入手困難なので、レタスや水菜などの葉物野菜を組み合わせて使っています。カリカリに焼いたベーコンとクルトンをトッピングし、ビネグレットのドレッシングを添えるのが、リヨン風です。
材料はとてもシンプルなのですが、それゆえに、それぞれの素材にはこだわりたいです。まず、ベーコンを細切りにして、フライパンでかりかりにします。
焼きあがったベーコンは、キッチンペーパーの上で脂をきっておきます。
ベーコンの脂が残ったフライパンで、続けてクルトンを作ります。フランスパンを角切りにして、軽くいためます。塩、胡椒をふって、味をつけておきます。
葉物野菜は冷水で洗って、水気をきっておきます。
ポーチドエッグを作ります。ポーチドエッグの詳しい作り方は、こちらの投稿を参考にしてください。きれいなポーチドエッグを作るこつは、摂氏80度程度のぬるめのお湯の中に卵を入れて、ゆっくりと火を通すことです。あまり低温すぎると、白身が固まらなくなってしまうので、80度から85度程度に、お湯の温度を保つことが重要です。
卵はお鍋に入れないで、茶こしなどを使って、余計な白身をきっておくと、きれいにできます。
お湯は一度沸騰させてから、お酢を少しいれて、火を弱めてさまします。温度が80度になったら、卵を入れます。
白身が固まってきたら、お湯から出し、再度茶こしの上にのせて、水気をきります。
葉物野菜を最初にもりつけます。
ポーチドエッグをのせます。
さらに、ベーコンとクルトンを盛り付けます。
ドレッシングを作ります。オリーブオイル、赤ワインビネガー、ディージョンマスタード、塩、黒胡椒を入れて、軽く混ぜ合わせます。
食べる直前に、ドレッシングをかけます。黄身をくずしながら、いただきます。
Salade Lyonnaise リヨン風サラダ
加熱時間 :ガスコンロの上で10-15分
難易度— :★★☆
•卵 —————————————- 2 個
•酢 —————————————- 大匙 1
•ベーコン —————————— 3枚
•フランスパン ———————— 30 g
ドレッシング
•赤ワインビネガー —————- 大匙 1
•オリーブオイル ——————- 大匙 2
•ディジョンマスタード ——– 小匙 ½
•黒胡椒 ———————————- 適宜
•塩 —————————————- 適宜
❷ベーコンは細切りにして、フライパンで焼いてかりかりにする。焼きあがったら、キッチンペーパーの上で脂をきる。
❸フランスパンを角切りにして、ベーコンを炒めたフライパンで、クルトンをつくる。ベーコンの脂がのこったフライパンに、フランスパンを入れて、中火にかける。塩と胡椒を軽くふって、かりっとなるまで炒める。
❹ポーチドエッグを作る。鍋にお湯をわかし、お酢を入れる、沸騰したら火を弱めて、摂氏80度までお湯の温度を下げる。
❺茶こしなどに卵をわってから、❹ の鍋に卵を入れる。弱火でゆっくりと過熱して、白身がかたまったら、お湯からだして、水気をきる。
❻ドレッシングの材料をボールに入れて、よく混ぜ合わせる。
❼平たい器に葉物野菜、ポーチドエッグ、ベーコン、クルトンを盛り付ける。食べる直前にドレッシングをかける。