Blueberry Muffins ブルーベリーマフィン

ブルーベリーを生地に加えて、クランブルトッピングで仕上げた、ブルーベリーマフィンです。アメリカには数々の種類のマフィンがありますが、ブルーベリーマフィンは、その中でも代表的なマフィンだと思います。ベリーの甘酸っぱさがきいたマフィンは、誰にとっても食べやすく、朝食にも、カフェで一息つくときも、ぴったりです。

ブルーベリーマフィンは、ブルーベリーの果汁が、ベーキングパウダーや重曹が入っている生地にふれるいと、青色に変色しやすいのが、欠点です。とくに、冷凍のブルーベリーで作る場合は、ブルーベリーが水っぽくなりがちなので、注意が必要です。今回は、冷凍のブルーベリーでも、生地が変色しないで作れるように、レシピを考えてみました。生地を変色させないようにするポイントは、以下の3点です。一般的なアメリカのブルーベリーのレシピは、フレッシュなブルーベリーを使用することを前提にしているので、このような細かい作業は行いません。

1. 生地にレモンの果汁を加えて、酸性にする。
2. ベーキングパウダーの量を、控えめにする。代わりに卵の量を多くして、生地に空気をふくませる。
3. 冷凍のブルーベリーを使うときは、ブルーベリーは解凍させないで、冷凍のままオーブンに入れて、焼き上げる。ブルーベリーの表面には、小麦粉を多めにまぶしておく。

クランブルトッピングを使う場合は、最初にトッピングを用意します。

小麦粉、三温糖、シナモンをボールに入れて、泡立て器で混ぜます。

バターを粉類に練りこむようにして、混ぜます。バターが溶けてしまうと、作業がしにくいので、部屋の温度が暖かい場合は、とくに注意します。

全体がぼそぼそとした感じになればOKです。

続いて、マフィンの生地を作ります。ブルーベリーが凍ったまま、オーブンに入れたいので、予めオーブンを摂氏200度に予熱しておきます。

まず、卵と砂糖をボールに入れて、軽くかき混ぜます。スポンジケーキを作るわけではないので、泡立てる必要はありません。卵と砂糖が混ざればOKです。

続いて、牛乳、ヨーグルト、植物油、レモンの果汁を加えて混ぜ合わせます。

小麦粉は、薄力粉でも中力粉でもかまいませんが、予め、笊で篩にかけておきます。小麦粉の3分の一量、ベーキングパウダー、塩をボールに入れて、ざっくりと混ぜます。小麦粉の塊が残っていてもかまわないので、練りすぎないようにします。

ざっくりとまざったら、さらに、小麦粉の3分一量を加えて、混ぜます。

別のボールに、冷凍のブルーベリーと、小麦粉の残り、3分の一量を入れて、ブルーベリーに小麦粉をまぶします。

ブルーベリーは、冷凍のまま使い、果実を潰さないように注意します。

小麦粉をまぶしたブルーベリーを、生地の入ったボールに入れます。

ざっくりと、底から、2回程度混ぜ合わせればOKです。表面に粉が残っている状態で構いません。

マフィン型に、シリコンカップを敷いて、マフィンの生地を均等に入れます。表面が出来るだけ平になるように軽くならします。

クランブルトッピングを飾ります。

摂氏200度に温めておいたオーブンで、軽く表面に焦げ目がつくまで、20分程度焼きます。

焼き上がったら、ラックの上で冷まします。

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