
Egg Benedict エッグベネディクト
エッグベネディクトは、イングリッシュマフィンにポーチドエッグをのせて、オーランデーズソースをかけた、アメリカのブレックファストメニューです。日本でもホテルの朝食メニューなので、かなり食べられるようになりました。オーランデーズソース (Hollandaise sauce)は、バターを使ったマヨネーズのようなソースですが、自宅でも簡単に作れます。少し手間がかかるので、ちょっと優雅に過ごしたい朝食やブランチにぴったりです。

オーランデーズソースは、卵黄を湯煎にかけて作る方法が一般的です。しかし、卵黄の量が多いときは、それほど失敗しませんが、量が少ない時は、卵黄が固まりやすいので、ちょっと難しいです。今回は、ブレンダーを使う方法を試してみました。
ブレンダーを使う場合も、卵が冷蔵庫から出した直後で冷たいと、作りにくいので、室温にもどしておいた卵を使います。室温に戻す時間がない場合は、耐熱容器に卵黄を入れて、200ワットの電子レンジで1分程度温めてから使います。バターも、予め電子レンジで溶かしてから、使います。
小型のブレンダーに、卵黄とレモン汁を入れて、軽く攪拌します。

溶かしバターの半量を少しずつ加えながら、攪拌します。白っぽくなり、とろみがついたら出来上がりです。軽く、塩と胡椒で味を調えます。

ポーチドエッグを作ります。ポーチドエッグの作り方は、こちらの投稿を参考にしてください。ポイントは、お湯を沸騰させないで、ゆっくりと卵に火を通すことです。

ざるにあけて、水気をきっておきます。

イングリッシュマフィンは、半分にスライスして、軽くトーストします。

マスタードを塗ります。

軽く炒めた、ほうれん草をのせます。

今回は生ハムを使ったので、直接のせます。炒めた、ベーコンやハムなどでもいいです。一般的に、アメリカでは、カナディアンベーコンという脂が少ない厚めのベーコンが、エッグベネディクトにはよく使われるようです。

ポーチドエッグをのせます。

最後にオーランデーズソースをかけます。好みでイタリアンパセリなどのハーブを添えます。

オランデーズソース
- オーランデーズソース
ポーチドエッグ
- 卵 4 個
- りんご酢 大匙 2
- ベーコン、ポークハム、生ハムなど (適宜)
- ほうれん草 120 g
- 塩 適宜
- 黒胡椒 適宜
- マスタード 大匙 2
★
Yellow Mustard: ホットドックにケチャップとともに添えられることの多い黄色いマスタード。フランスタイプのディジョン マスタードに対して、American Mustard と呼ばれることもある。白いマスタードシードを原料にして作られ、和芥子よりもずっとマイルドな辛さが特徴。
- イングリッシュ マフィン 2 個
- ポーチドエッグを作る、鍋に水を入れてお酢を加える。沸騰したら卵を一つずつ割りいれる。数分茹でたら鍋から取り出しておく。
- ベーコンやハムは適当な大きさに切って、フライパンで焼く。
- ほうれん草は柔らかい葉の部分のみを適当な大きさに刻んで、フライパンで軽く炒めてて塩と胡椒で味を調える。
- イングリッシュマフィンを半分に割ってから、オーブントースターで軽く焼く。表面にマスタードをぬったら、ほうれん草、ベーコンやハム、ポーチドエッグをのせて、オランデーズソースをかける。好みでパセリなどを添える。
Hollandaise Sauce オランデーズソース
- レモン汁 大匙 2
- 卵黄 2 個
- 溶かしバター 大匙 4
- 白胡椒 適宜
- 塩 適宜
— 湯煎にかける場合 —
- 鍋にレモン汁と卵黄をいれて、湯煎にかけ、泡立て器で混ぜ合わせます。
- 溶かしバターを少しずつ加えながら、さらに混ぜ続けます。とろみがでたら、火からおろし、余熱で火が通りすぎないように、容器に移します。
- 塩と胡椒で味を調えます。
- 卵黄は室温にもどしておきます。ブレンダーに卵黄とレモン汁を加えて、数秒攪拌します。
- 溶かしバターを少しずつ加えながら、とろみができるまで、攪拌します。
- 塩と胡椒で味を調えます。