Cheese Biscuits チーズビスケット
バターミルクを使って、ふっくらと焼き上げるアメリカ南部風のビスケットを、チーズとフレッシュなハーブを加えて焼きあげました。実際には、バターミルクではなくて、ヨーグルトを使っていますが、ヨーグルトはバターミルクと同じように、重曹の働きを促進させて、生地をふっくらとしあげることができます。出来上がりも、バターミルクで作った場合に比べても、劣りません。
作り方は、通常のビスケットや、パイ生地を作るときと同じように、まずバターやラードなどの油脂類を、小麦粉に練りこんでいきます。ボールに、小麦粉とベーキングパウダー、重曹、塩を入れて。軽く混ぜ合わせた後、バターやラード、又はショートニングを入れます。
泡立て器やマッシャーなどをつかって、油脂を小麦粉に練りこみます。バターの塊がなくなって、全体がパサパサした感じになればOKです。
微塵切りにしたイタリアンパセリと青唐辛子、細かくしたチーズを加えて、全体を混ぜます。ハーブもチーズも、好みのものを自由に組み合わせて入れるといいと思います。青唐辛子は、いれなくても構いません。イタリアンパセリのかわりに、青ネギやディル、タイムやオレガノなどでもいいです。チーズは、アメリカではチェダーチーズがポピュラーですが、モッツアレラチーズやゴーダチーズなどでもいいです。ただし、乳化剤の入った、ピザ用チーズなど、プロセスチーズはお勧めしません。
別のボールで、プレーンヨーグルトと牛乳を混ぜ合わせてから、生地に少しずつ加えていきます。全体に粉っぽさがなくなって、一つにまとまったらOKです。あまり捏ねすぎないように注意します。
打ち粉をした調理台で、生地を平たくのばしていきます。
1.5センチ程度の厚さにのばしたら、粉をふった型抜きでくりぬきます。
ベーキングシートなどを敷いた、鉄板に上に、間隔をあけて並べます。摂氏210度に温めたオーブンで、15分程度、軽く焦げ目がつくまで焼きます。
焼き上がったら、ラックの上で冷まします。
【 材料 8-12 個分】- 薄力粉 260 g
- ベーキングパウダー 小匙 3
- 重曹 小匙 ½
- 塩 小匙 ¼
- バター 大匙 3
- ショートニング又は ラード 大匙 2
- チーズ(細かくしたもの) 115 g
- ハラペーノ(青唐辛子) 1 本
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Jalapeno: “世界一辛い唐辛子”などといわれることがあるが、種をのぞけば、実際はそれほど辛くない。青いものと赤いものとがあり、清涼感のある青ハラペーニョが好んで使われることが多い。日本で手に入る青唐辛子を必要に応じて代用するとよいだろう。
- イタリアンパセリ 4 枝
- プレーンヨーグルト 60 ml
- 牛乳 120 ml
- 青唐辛子は、種を取り除いて、細かい微塵切りにする。イタリアンパセリも、葉の部分を中心に細かい微塵切りにする。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、塩、をよくまぜあわせる.
- 2. の粉類と細かく刻んだバター、ショートニングを生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
- 細かく摩り下ろしたチーズと刻んたハーブと青唐辛子を加え、よく混ぜ合わせる。
- オーブンを摂氏210度に温める。
- 牛乳とヨーグルトとよく混ぜ合わせて、3.の生地に加え、軽く混ぜ合わせてひとつにまとめる。
- 生地を1.5センチ程度の厚さにのばした後、粉をつけたビスケット型でくりぬくか、好みの大きさに切る。
- ベーキング用のシートを敷いた鉄板に並べ、軽く焦げ目が付くまで、12分~15分焼く。