11 パン,  53 イタリア料理

Ciabatta ホシノ天然酵母でチャバタ

大きな気泡とパリッとしたクラストが特徴的な、イタリアの平らなパン、チャバタです。小麦粉、塩、酵母、あとはごく少量のオリーブオイルだけで作る、とてもシンプルで簡単なパンで、比較的簡単にできます。大きな気泡ができるのは、水分量が多いからで、それ故に、少し独特な作り方をします。パニーニなど、イタリア式のサンドイッチには欠かせないパンで、シンプルで食べやすいので、どんな食材にも合わせやすいです。

チャバタの歴史は、1982年に、イタリアのヴェネド州にあるパン屋が考案し、ライセンスを取得したのが発祥とされているので、比較的新しいです。当時、フランスから輸入したバケッドを使ったサンドイッチが人気で、自分たちの経営に影響を与えそうだと危機感を感じ、イタリアの代替サンドイッチを作ろうとして、試みたのがチャバタだったそうです。チャバタはイタリア版のバケッドと言われることがありますが、イタリア人の職人魂を感じます。

チャパタのレシピには、poolish または biga と呼ばれる、スターターを最初に作ることが多いのですが、作らなくても何とかなりそうだったので、スターターを作らないで簡単な方法で作ります。チャパタの水分量は、小麦粉に対して、80%程度と多いのが特徴です。酵母は、25グラム分のホシノの天然酵母を、生種起こしして使っています。生種起こしをした天然酵母は、摂氏30度から40度程度のぬるま湯を加えて、400mlにしておきます。

ボールに塩と強力粉を入れて、混ぜ合わせます。

天然酵母を入れた水を、少しずつ加えながら、生地を混ぜ合わせていきます。

少し、粘りが出てくるまで、数分かき混ぜて、生地は完成です。

大きめのタッパーなどの容器に、オリーブオイルを入れて、容器に塗ります。

生地を入れて、平にならします。軽く蓋をして、温かい室温おいて、発酵させます。

二倍くらいに膨らんだら、一度軽く生地を折りたたむようにして、軽くこねます。

生地の端を折りたたむようにして重ねます。この作業を数回繰り返します。

再度、表面を平にしたら、蓋をして、再び発酵させます。

二倍以上に膨らんだらOKです。

打ち粉を敷いた調理台に生地をのせて、かるく折りたたむようにして生地をまとめます。

2当分にします。

細長い長方形に成形します。

ベーキング用の紙を敷いた鉄板の上にのせて、二次発酵させます。

一回り大きくなったらOKです。

摂氏200度に温めたオーブンで、40分程度、軽く焦げ目がつくまで焼きます。オーブンの壁面に、軽く霧吹きで水をかけて、蒸気を発生させるようにして焼くと、皮がぱりっと焼けます。

Ciabatta ホシノ天然酵母でチャバタ
準備時間 : 20分
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 40分
難易度★★☆
【 材料 ローフ型 2個 】
ホシノ天然酵母(生種起こしをしたもの) 25 g
—————————————- 280 ~ 320 ml
強力粉 ———————————- 480 g
—————————————- 小匙 1
オリーブオイル ——————- 適宜
【 作り方 】
生種起こしをしたホシノ天然酵母に、35度に温めた水を加えて、400 mlになるように調整する。
強力粉と塩をよく混ぜ合わせ、 の生種を少しずつ加えて混ぜ合わせる。粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。
大きめの密閉容器に、オリーブオイルを薄くひいてから、 の生地を入れる。表面を平に整えたら、蓋をして、温かい室温で2倍以上になるまで、発酵させる。
生地の端を手で伸ばすようにして、折り返す。この作業を数回くりかえすようにする。再度、生地の表面を平にしたら、蓋をする。生地のサイズが倍以上になるまで、温かい室温で発酵させる。
打ち粉をした調理台に上に生地をのせて、軽く表面を整える。生地を2当分にする。生地の端を何度か折り返すようにして、長方形に調える。
ベーキング用の紙をしいた鉄板に上に、生地を並べる。温かい室温で、生地が一回り大きくなるまで、2次発酵させる。
オーブンを摂氏200度に温める。
温めたオーブンの庫内に、霧吹きで蒸気を発生させてから、30分程度、軽く焦げ目がつくまで焼く。
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