14 ケーキとチーズケーキ

Citrus Upside Down Cake レモンとオレンジのアップサイドダウンケーキ

オレンジとレモンを使った、柑橘フルーツのアップサイドダウンケーキです。アップサイドダウンケーキ (upside down cake) は、とはその名の通り、焼きあがったケーキをひっくり返して盛り付けるケーキのことです。ケーキ型の底に、フルーツなどを見栄えよく並べ、ケーキ型をひっくり返したときに、フルーツの面が上になるように焼き上げます。缶詰のパイナップルを使った、パイナップルアップサイドダウンケーキが、最も有名ですが、様々なフルーツで作ることができます。

今回作ったのは、手軽に入手できる蜜柑とレモンを使ったアップサイドダウンケーキです。蜜柑やレモンの他に、グレープフルーツなど柑橘系のフルーツなら、同じように作ることができます。ピンク色のグレープフルーツや、ブラッドオレンジなどを加えてみると、さらに色鮮やかなケーキになります。

アップサイドダウンケーキには、バターと砂糖をキャラメル状にしたソースをケーキ型に流し入れて、フルーツを並べるのが特徴です。黒砂糖やシナモンを使い、濃厚な味わいのキャラメルを使う場合が多いですが、今回は、柑橘系の爽やかさを生かすように、白砂糖で作ります。

溶かした無塩バターをケーキ型に流しいれます。ケーキ型の側面にも、軽く刷毛でバターを塗るようにしておくのがポイントです。さらに、砂糖を底にふりかけるようにして、軽く表面を平にならします。

フルーツを準備します。レモンなど、皮が硬いものは、薄切りにしてから皮を包丁でそぐようにして、取り除きます。種も爪楊枝などを使って、外しておきます。

蜜柑は、皮が軟らかいので、手で皮をていねいにむいてから、薄切りにします。

バターを敷いたケーキ型の上に、蜜柑とレモンを並べます。底の面が表側になるので、平な面を下むきにして並べるのがポイントです。

スポンジケーキを作る要領で、生地を作ります。卵と砂糖を白っぽくなるまでよく泡立てます。

篩った粉類、小麦粉、ベーキングパウダー、塩を、2回程度に分けて生地に加えます。なお、アップサイドケーキの生地は、米粉で作ることも可能です。

さっくりと混ぜ合わせます。

フルーツの上に、生地を静かに流して、表面を軽く平に整えます。

摂氏180度のオーブンで、40分程度、生地に火が通るまで焼きます。竹串などを刺して、生地がつかなくなればOKです。

触れるくらいに冷めたら、お皿をケーキ型にかぶせて、静かにひっくり返します。

Citrus Upside Down Cake レモンとオレンジのアップサイドダウンケーキ
準備時間 : 25分
加熱時間 :摂氏 180度のオーブンで 45-50分
難易度★★☆
【 材料 9-inch (23 cm) ケーキ型 】

トッピング
無塩バター(溶かす) ———— 65 g
砂糖 ————————————– 65 g
蜜柑 ————————————– 3 個
レモン ———————————- 1 個

スポンジケーキ
薄力粉 ———————————- 165 g
—- 又は 米粉 ————————— 160 g
ベーキングパウダー ———— 小匙 1
—————————————- 少々
—————————————- 3 個
砂糖 ————————————– 70 g
【 作り方 】
オーブンの温度を摂氏180度に温めておく。
溶かした無塩バターをケーキ型に流し入れて平にする。ケーキ型の側面にも少しだけ塗るようにしておく。砂糖を底面に満遍なくふりかける。バターが固まるまで、粗熱をとって、冷ましておく。
蜜柑とレモンは、薄切りにしてから、皮をむいて、種を取り除いておく。
スポンジを作る。小麦粉とベーキングパウダー、塩を予めふるいにかけておく。
砂糖と卵をよく泡立てる。白っぽくなったら、 の粉類を加えて混ぜ合わせる。
のケーキ型の上に、薄切りにした蜜柑とレモンを並べる。
の生地を のケーキ型の上に静かに流しいれる。温めておいたオーブンで、竹串をさしても生地がつかなくなるまで、40分から50分程度焼く。
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