Dragon Roll ドラゴンロール
薄切りにしたアボカドを、巻きずしの上にトッピングして作る、ドラゴンロール (dragoon roll) です。海苔を内側にしてつくる、アメリカ発祥の太巻き寿司、裏巻き寿司の一つです。アボカドの形が、龍のうろこににていることから、名づけられました。巻き寿司の具材は、海老の天ぷらか、鰻のかば焼きを使うことが多いです。アメリカの日本食レストランは、一つのお店で、お寿司も天ぷらも鰻も扱っていることが多いので、とりあえず、お店にあるものを巻き寿司にしたという感じです。そのままでも、十分美味しいですが、とびこや、マヨネーズとホットソースを混ぜ合わせたソースを添えて、鰻のたれをかけたりすることが多いです。
酢飯は、日本のお米を使って、普通に作ります。寿司酢は、米酢、砂糖、塩を小さい鍋に入れて、中火に温めながら、お砂糖がとけるまでかき混ぜます。お酢を沸騰させないことがポイントです。
ご飯は通常より少し硬めに炊きます。ご飯が温かいうちにすし酢を少しずつ加えながら、全体をさっくりと混ぜます。
具材は、巻き寿司にしやすいように、細長く切りそろえます。
裏巻き寿司は、海苔の上にご飯をのっけて、ひっくり返してから、ご飯の面を下にして巻きすにのせることがポイントです。まず、海苔の上に、ご飯をのせます。手を濡らしながら、表面を出来るだけ平にします。
すし飯の上にラップをかけてから、反対側にひっくり返します。
具材をのせます。
くるくると巻いて、形を整えます。
アボカドを用意します。アボカドを半分にきって、種をとり、皮をむきます。平な面を底にして、包丁で、3ミリ程度の薄切りにします。
巻き寿司の上にのせやすいように、斜めに少し倒すようにして、平たく形を整えます。
巻き寿司のラップをはずしてから、アボカドをのせます。
アボカドの上からラップをかぶせるようにして、形をなじませます。
ソースを作ります。マヨネーズ、ホットソース、とびこを器に入れて、混ぜ合わせます。ホットソースは、シラチャ (Sriracha) というブランドのものが一般的です。比較的マイルドなホットソースです。
よく切れる包丁で、食べやすい大きさにスライスします。アボカドがくずれないように、ラップをしたまま、切るのがポイントです。包丁を水で濡らしながら切るようにすると、ご飯が包丁につかないので、きれいに切ることが出来ます。
ラップをはずして、器にもりつけます。
ソースをかけます。好みで、鰻のたれをかけます。
Dragon Roll ドラゴンロール
加熱時間 :ガスコンロの上で5分
難易度— :★★☆
酢飯
•日本米 (炊いたもの) ———- 400 g
•米酢 ————————————– 40 ml
•砂糖 ————————————– 大匙 1
•塩 —————————————- 小匙 1
巻き寿司
•海苔 ————————————– 2 枚
•鰻のかば焼き ———————— 1 枚
•きゅうり —————————— 1 本
トッピング
•アボカド —————————— 2 個
ソース
•とびこ ———————————- 大匙 2
•マヨネーズ ————————— 大匙 2
•ホットソース ———————— 大匙 2
❷具材を用意する。鰻と胡瓜は、細長く切る。
❸海苔の上に、酢飯の3分の一をのせて、表面を平に整える。酢飯の上にラップをかけて、反対側にひっくりかえしてから、巻きすの上にのせる。
❹海苔の上に、鰻ときゅうりをのせる。巻きすを手前から持ち上げながら、反対側にもっていくようにして、巻きすを丸める。具材の端をおさえるようにして、形を棒状に整える。
❺アボカドは種をとって、皮をむく。厚さ3ミリ程度の薄切りにする。平たく形を整えてから、ラップをはずして、巻き寿司の上にのせる。アボカドの上からラップをして、形をなじませる。
❻包丁を濡らしながら、ラップをしたまま、食べやすい大きさにスライスする。
❼ソースを作る。マヨネーズとホットソース、とびこを器に入れて、かき混ぜる。
❽ラップを外して、巻き寿司を器にもりつけて、ソースを添える。