02 朝食とブランチ

Egg White Omelette ホワイトオムレツ

卵白だけで作る、ホワイトオムレツです。卵白を泡立てて、ふわふわにしてオムレツにします。卵白は味がシンプルなので、チーズやトマトなどの具材を足すと、より具材の味わいが楽しめる、ボリュームのあるオムレツになります。

カスタードクリームなど、卵黄だけを使うお菓子は比較的多いのですが、卵白だけを使うお菓子やお料理はそれほど多くはないので、残った卵白の使い道に困ってしまうということはよくあるかもしれません。卵白だけを使うお菓子としては、エンゼルフードケーキや、卵白にお砂糖を加えて焼いたクッキーや、パブロアなどがあります。しかしお菓子というのは、材料が余ったからといって、作れば作るだけ消費できるというわけでもなく、普通の家庭では、ちょっと持て余してしまいそうです。

そこで余った卵白の使い方として、最もお薦めなのは、朝食の卵料理に使うことです。卵白だけで目玉焼きを作るわけにはいきませんが、具材を加えて使う、フリッタータなどの料理でしたら、卵白だけでもそれなりに美味しく食べることができます。

アメリカのオムレツの作り方は、日本でもおなじみの、俵型につくるフランス式のオムレツとは少し違っています。フライパンで卵を薄く焼いた後、半分に折り返すだけなので、とても簡単です。卵白を泡立ててメレンゲにするときは、この方法が作りやすく、ふわふわの口当たりをより楽しめます。

卵白は全卵よりも量が少ないので、一つのオムレツを作るのに、卵白は最低でも4個分必要です。幸いにも卵白は、冷凍保存が可能なので、余った卵白を冷凍庫で保存しておいて、必要な量だけ冷蔵庫で解凍して使うといいでしょう。

具材は、チーズは入れた方がボリュームがでるので、お薦めですが、それ以外のもの何でもよいです。トマトやピーマン、コーンやブラックオリーブなど、冷蔵庫にあるものを臨機応変に使います。ベーコンやソーセージなど、しっかりと火を通す必要があるものは、オムレツを作る前に、あらかじめ、フライパンで炒めておくといいです。

今回使ったのは、ピーマン、コーン、ブラックオリーブ、乾燥のトマトです。それぞれ、火が通りやすいように、角切りにしておきます。乾燥トマトは、ぬるま湯で戻してから、微塵切りにします。

卵白をボールに入れて、泡立て器で泡立てます。

きめが細かくなってきたら、塩と黒胡椒で味をつけます。

もっこりとした状態になればOKです。

フライパンにバターを入れて、弱火にかけます。バターが溶けたら、卵白を流しいれます。表面を平に整えながら、円形にのばします。

表面が少し固まってきたら、具材をオムレツの半面にのせます。

半分にパタンと折り返すようにして、形を整えます。

チーズがとけてきたら、お皿にもりつけます。好みで、微塵切りにしたハーブを散らします。

Egg White Omelet ホワイトオムレツ
準備時間 : 15分
加熱時間 :ガスコンロの上で5-10分
難易度★★☆
【 材料 1 人前 】
卵白 ————————————– 4 個
—————————————- 小匙 ½
黒胡椒 ———————————- 小匙 ½
バター ———————————- 大匙 1
チーズ (細かくしたもの) —– 15 g
トマト、 ピーマン、コーン、ブラックオリーブ、焼いたハムやベーコンなど 適宜
フレッシュハーブ、イタリアンパセリ、ディル、青ネギなど (微塵切り) 適宜
【 作り方 】
卵白を泡立て器で泡立てる。塩、胡椒を加えて、軽く混ぜ合わせる。
フライパンを弱火にかけてバターを入れる。バターが溶けたら、卵白を流し入れる。周辺が固まってきたら、具材をのせる。
オムレツを半分に折り曲げて、形を整える。
中の卵白が固まったら、器にのせる。好みで、刻んだハーブを散らす。
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