Kartoffelpuffer ドイツ風ポテトパンケーキ

カルトッフェルプッファー (Kartoffelpuffer) は、じゃが芋を使った、ドイツのパンケーキです。地域のよって、作り方や呼び名がいろいろとあるようですが、共通しているのが、生のじゃが芋をグレイターで細かく摩り下ろして、油でパンケーキのように焼くことです。じゃが芋は、とても安価で調理しやすい食物なので、アメリカのハッシュブラウン (hash brown)、スイスのロスティ(rösti)、ユダヤのポテトラッケス(potato latkes) など、類似したじゃが芋のパンケーキが、世界中にいろいろあります。サイドディッシュとして添えたり、そのまま、スナックとして食べたり、朝食の定番メニューだったりします。このドイツ式のカルトッフェルプッファーは、生のじゃが芋を使うこと、それゆえに、かなり細かく摩り下ろして火を通りやすくして、たっぷりと油を使って、高温でかりっと焼き上げます。セイボリーで食べることもありますが、どちらかと言うと、アップルソースなど甘いフルーツソースやジャムを添えたり、粉砂糖をふりかけたりして、甘くして食べることが多いということが特徴です。

じゃが芋は皮をむいて、グレイターで細かく摩り下ろします。一般的なチーズをおろすときのおろし金より、小さめのもの使って、細かくします。細かいグレイターがない場合は、包丁で細かくします。じゃが芋は摩り下ろしたら、手で絞るようにして、出来るだけ余分な水気を取り除いておきます。玉ねぎは、おろし金を摩り下ろすか、包丁で細かい微塵切りにします。

じゃが芋と玉ねぎ、卵、小麦粉、塩を入れて、混ぜ合わせます。

フライパンに油をひいて、中火にかけます。油が熱したら、生地を小判型に形成して、両面に焦げ目がつくまで、カリッと焼きます。じゃが芋は時間がたつと、水分がでてくるので、パテの形をつくるときに、出来るだけ余分な水気は絞るようにすると、かりっとした仕上がりになります。

焼き上がったら、ラックの上で、油をきります。

好みで、アップルソースを添えて頂きます。

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