Potato Latkes ポテトラッケス

ポテトラッケス (potato latkes) は、グレイターで摩り下ろしたじゃが芋から作るパンケーキです。アシュケナージ系ユダヤ民族の料理で、ユダヤ教のハヌカーのお祝いに欠かせない料理の一つです。パンケーキというより、少し多めの油で揚げるようにして作るので、日本人からみると、じゃが芋のかき揚げのように見えます。卵と小麦粉、塩とじゃが芋だけで作るので、とてもシンプルで食べやすいサイドディッシュです。一般的には朝ごはんのメニューの一つとして考えられているようですが、軽い軽食やスナックとしても最適です。そのまま食べても十分美味しいですが、サワークリームやギリシアヨーグルトとよく合います。アメリカではアップルソースを添えるのが、伝統的な食べ方です。

じゃが芋は皮をむいて、スライサーやチーズを摩り下ろすグレイターで、細かくします。量が多い時は、フードプロセッサーを使ってもいいです。じゃが芋は空気に触れると変色して、味も悪くなるので、摩り下ろしたじゃが芋は、水につけておきます。

大きめのボールに、卵と小麦粉、塩を入れて、よく混ぜ合わせます。

じゃが芋は笊にあけて水気を切ります。その後、手でじゃが芋を絞るようにして、余計な水気を出来る限り取り除きます。

水気を絞ったじゃが芋を、卵と小麦粉を入れたボールに加えます。

全体をよく混ぜ合わせます。

フライパンに植物油を入れて、中火にかけます。油が中温になったら、俵型に形成したじゃが芋を入れます。じゃが芋は、手を使って小判型に成形したのち、スプーンの上にのせて、ゆっくりと油の中に落とすようにします。

軽く焦げ目がついたら、ひっくり返して、反対側も焼きます。

焼き上がったじゃが芋は、油をよくきってから、皿にならべます。熱いうちに塩をふっておくと、味が馴染みやすいです。

好みでサワークリームやギリシアヨーグルト、青ネギやイタリアンパセリなどの微塵切りを添えます。

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