Lemon Poppy Seed Scones レモンポピーシードスコーン
レモンとケシの実を乾燥させたポピーシード (poppy seed) は、アメリカでは鉄板の組み合わせで、様々なベーキングに使われます。レモンの酸味とポピーシードの苦みはとてもよい相性で、ポピーシードのプチプチとした食感が、いいアクセントになります。今回作ったのは、レモンとポピーシードを入れたアメリカ式のスコーンです。表面にレモンの果汁を加えたアイシングをトッピングしています。ほのかな甘みと酸味が楽しめる、とてもやさしい味のスコーンです。好みで、ラズベリーやストロベリーなど、酸味とよく合うベリー系のジャムを添えても美味しいです。
アメリカ式のスコーンの作り方は、まず、小麦粉などの乾燥した材料をボールに入れて、よく混ぜ合わせます。小麦粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖、摩り下ろしたレモンの皮、ポピーシードーをボールに入れます。レモンは、ゼスターと呼ばわれる、専用の道具を使って、黄色い部分だけを摩り下ろして加えます。 ポピーシード は、日本では、ブルーポピーシードと呼ばれる、黒いケシの実を使います。
小麦粉や塩の塊がなくなるように、泡立て器などで軽く混ぜ合わせます。
細かく切った、無塩バターを加えます。泡立て器やマッシャーなどを使って、バターを粉類に練りこんでいくようにします。
バターの塊がなくなって、全体がパサパサとした感じになればOKです。
別の器に、卵、レモンの果汁、牛乳を入れて、軽く混ぜ合わせます。
混ぜ合わせた卵液を、粉類を入れたボールに徐々に加えて、生地を一つにまとめます。
生地を業務用の大きめのラップでくるんで、丸く成型します。
厚さが1.5センチ程度の平たい円盤型にします。
生地を放射状に8等分します。
ベーキングシートなどを敷いた鉄板に、均等に間隔をあけて並べます。
摂氏200度に温めたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで焼きます。焼き上がったら、ラックの上にのせて、冷ましておきます。
アイシング用の粉砂糖に、レモンの果汁を入れて混ぜ合わせて、アイシングを作ります。
スコーンが冷めてから、アイシングを表面にのせます。
好みで、アイシングの上に、ポピーシードを少量飾り付けます。
Lemon Poppy Seed Scones レモンポピーシードスコーン
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 15-20分
難易度— :★★☆
—- 又は 中力粉 ———————— 270 g
•砂糖 ————————————– 大匙 2 ½
•ベーキングパウダー ———— 小匙 2
•塩 —————————————- 少々
•無塩バター ————————— 75 g
•ブルーポピーシード (麻の実) — 大匙 1
•レモンの皮 (摩り下ろす) —- 小匙 1
•レモン果汁 ————————— 大匙 2
•牛乳 ————————————– 60 ml
•卵 —————————————- 1個
アイシング
•粉砂糖 (アイシング用) ——– 70 g
•レモン果汁 ————————— 大匙 1 ½
•ブルーポピーシード (麻の実) — 適宜
❷❶ の粉類に、細かく刻んだ無塩バターを、バターの塊がなくなるまで練りこむようにして混ぜ合わせる。
❸オーブンを摂氏200度に温める。
❹別の器に、卵、レモンの果汁、牛乳を入れて、軽くかき混ぜる。
❺❷ の粉類に、❹ の卵液を徐々に加えながら、生地を一つにまとめる。
❻生地をラップにはさんで、厚さ1.5 センチ程度の円盤状に成形してから、放射状に8等分にする。
❼スコーンをベーキング用の紙を敷いた鉄板に並べ、軽く焦げ目が付くまで、15分~20分焼く。 焼き上がったら、ラックの上で冷ましておく。
❽粉砂糖とレモン汁を混ぜ合わせて、アイシングを作る。スコーンが完全に冷めてから、スコーンの表面にアイシングを塗り、好みでポピーシードをトッピングする。