Mushroom Bolognese マッシュルームボロネーゼ
椎茸や舞茸などの、茸を微塵切りにして、トマトと煮込んで作るマッシュルームボロネーゼ (mushroom bolognese) です。本来、ボロネーゼソースは、牛や羊、豚肉などのひき肉を使って作るソースですが、微塵切りした茸を使うと、ベジタリアン向けのボロネーゼソースができます。茸なので、ひき肉を使って作るより、健康的で、お財布にも優しいし、煮込み時間も短くできます。出来上がりは、お肉を使って作るボロネーゼよりも、さっぱりとしていて、トマトの味わいが濃いソースになります。マッシュルームのボロネーゼソースも、パスタやスパゲッティーにかけるのはもちろん、ラザニア、ギリシア料理のムサカ、シェパードパイなど、様々な料理に使えます。多めに作って冷凍しておくと、とても重宝します。
茸は、とくにこれを使わなければいけない、というものはないので、手に入るものや、自分の好きな種類の茸を使うといいと思います。日本には、様々な茸があるので、いろいろな茸を試し手見るといいと思います。今回使ったのは、椎茸、エリンギ、舞茸、平茸です。
茸は乾燥のものも、ぬるま湯で戻してから使います。干し椎茸が手軽ですが、イタリアのポルチーニ茸などを使ってもいいと思います。
材料はすべて、微塵切りにして使います。玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニク、イタリアンパセリ、セロリの葉の部分をそれぞれ微塵切りにします。今回はぶんぶんチョッパーを使って微塵切りにしました。お湯で戻した乾燥の茸も、水気を切って、微塵切りにします。乾燥茸の戻し汁は後でソースに加えるのでとっておきます。
鍋にオリーブオイルをひいて中火にかけ、玉ねぎ、セロリ、人参を炒めます。
しんなりとしたら、ニンニクの微塵切りを加えます。
微塵切りにした茸を加えます。お湯で戻した、乾燥の茸も同時に加えます。
しんなりとしてきたら、塩、黒胡椒、パプリカ、タイム、オレガノで味をつけます。
赤ワインを加えて、軽く沸騰させます。
トマトの水煮缶、乾燥茸の戻し汁を100ml程度、トマトペースト、ウースターソースを加えて、軽く混ぜ合わせます。
ローリエと微塵切りにしたハーブとセロリの葉を加えます。セロリの葉の微塵切りは、入れすぎると苦くなってしまうので、大匙2杯程度を目安にします。今回は、鷹の爪を種を取って入れていますが、これは入れなくても構いません。
時々かき混ぜながら、20分程度弱火で火を通します。最後に塩と黒胡椒で味を調えます。
好みのロングパスタやショートパスタと合わせて、器に盛り付けます。好みで摩り下ろしたパルメジャーノチーズや微塵切りにしたハーブを添えます。
Mushroom Bolognese マッシュルームボロネーゼ
加熱時間 :ガスコンロの上で60-65分
難易度— :★★☆
•セロリ (中) ————————– 1本
•人参 (小) ————————— 1本
•ニンニク —————————— 2片
•オリーブオイル ——————- 大匙 2
•きのこ (椎茸、シメジ、マイタケなど) — 600 g
•乾燥きのこ (椎茸、ポルチーニなど) — 40 g
•トマト水煮缶 (角切り) ——– 400 g
•赤ワイン —————————— 120 ml
•トマトペースト ——————- 大匙 1
•ウースターソース —————- 大匙 1
•オレガノ —————————— 小匙 1
•タイム(乾燥) ———————— 小匙 1
•パプリカ —————————— 小匙 1
•ローリエ —————————— 1 枚
•イタリアンパセリ —————- 2 枝
•塩 —————————————- 適宜
•黒胡椒 ———————————- 適宜
❷玉ねぎ、セロリ、人参、ニンニク、茸、イタリアンパセリをそれぞれみじん切りにする。❶ の茸も水気を切って、微塵切りにする。茸の戻し汁はとっておく。
❸鍋を中火にかけて、オリーブオイルを入れて、玉ねぎ、人参、セロリを炒める。玉ねぎがしんなりとしたら、ニンニクを入れて、さらに炒める。
❹微塵切りにした茸を入れて、よく炒める。塩、黒胡椒、パプリカ、オレガノ、タイム、ナツメグを加える。
❺赤ワインを加えて、沸騰させる。トマトの水煮缶、乾燥茸の戻し汁を100ml程度、ローリエ、トマトペースト、ウースターソース、微塵切りにしたハーブを加えて軽く混ぜ合わせる。20分程度、時々かき混ぜながら、弱火で煮込む。
❻最後に塩、黒胡椒で味を調える。