Raisin Scones レーズンスコーン
レーズンなどのトライフルーツと、ピーカンや胡桃などのナッツを加えて作る、アメリカのスコーンです。少量の全粒粉とシナモンなどのスパイスを加えて焼くので、香ばしい歯ごたえとほのかなスパイスの香りがアクセントになります。焼き立てのスコーンは、お店で食べるものとは比較にならないほど美味しいです。
アメリカのスコーンは、ビスケットとは異なり、具が入っているものが多く、シロップやジャムなどをつけないでそのままいただきます。アイシングなどがかかっていて、濃いめの味つけになっているものが多いです。ビスケットがふわっとした食感を生かして、軟らかめの生地で焼き上げるのと対照的に、スコーンは生地に卵を入れて、さくさくとしてやや重量感の焼き上がりに仕上げます。
アメリカのスコーンの作り方は、加える具材などによって、異なる場合もありますが、以下のような手順が一般的です。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖などの、粉類を混ぜ合わせる。
- 刻んだバターを、粉類に練り合わせる。
- ドライフルーツやナッツなどを加える。
- 卵と牛乳を別の器で混ぜ合わせた後、生地に加える。
- 生地を一つにまとめて、形成する。
- 鉄板に並べて、オーブンで焼く。
ドライフルーツは、そのまま加えても構いませんが、軽くぬるま湯でもどしておくと、風味がアップします。レーズンの他に、クランベリーやオレンジピールなど、他のドライフルーツを混ぜ合わせて使うと、彩も美しいし、色々なバラエティーが楽しめます。今回は、乾燥のマンゴーを少量加えています。
小麦粉、全粒粉、三温糖、ベーキングパウダー、シナモン、ナツメグをボールに入れて、小麦粉の塊がなくなるように、泡立て器で混ぜ合わせます。
角切りにした無塩バターを加えます。泡立て器などで、バターをつぶしながら、バターを小麦粉に混ぜていきます。量が多いときなどは、この作業を、フードプロセッサーで行うと楽です。
水気をきったドライフルーツと、細かく切ったナッツを加えます。ナッツは、胡桃、ピーカン、アーモンドなど、好みのものを加えます。
別の容器に、卵と牛乳を入れて、軽く混ぜ合わせます。
ボールに、混ぜ合わせた卵と牛乳を徐々に加えます。
粉っぽさがなくなるまで、さっくりと混ぜ合わせます。練りすぎないように注意します。
生地をラップにくるんで、一つにまとめます。業務用の大きめのラップを使うと楽です。
ラップのくるんだまま、生地を整形します。厚さセンチ、直径20センチぐらいの、平たい円形にします。
生地を放射状に8等分します。
ベーキング用の紙を敷いた鉄板に、形成したスコーンを並べます。
摂氏200度のオーブンで15分程度、軽く焦げ目がつくまで焼けば、出来上がりです。
焼き上がったら、ラックの上で冷まします。
Raisin Scones レーズンスコーン
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 15-20分
難易度— :★★☆
—- 又は 中力粉 ———————— 210 g
•全粒粉 ———————————- 70 g
•三温糖 ———————————- 大匙 2
•シナモン (粉) ———————- 小匙 ½
•ナツメグ (粉) ———————- 小匙 ¼
•ベーキングパウダー ———— 小匙 2
•塩 —————————————- 小匙 ¼
•無塩バター ————————— 75g
•干し葡萄 又は 他のドライフルーツ — 85 g
•ナッツ (ピーカン、胡桃、アーモンドなど) 60 g
•牛乳 ————————————– 80 ml
•卵 —————————————- 1個
❷小麦粉、全粒粉、ベーキングパウダー、三温糖、シナモン、ナツメグをよくまぜあわせる。
❸❷ の粉類と細かく刻んだバターを、生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
❹生地に刻んだナッツ類、水気をきったドライフルーツを混ぜる。
❺オーブンを摂氏200度に温める。
❻別の器に、牛乳と卵を入れて、かき混ぜる。❹ に、混ぜ合わせた牛乳と卵を加え、生地を一つにまとめる。
❼❻ の生地をラップにはさんで、厚さ2センチ程度の円盤状に整形する。よく切れる包丁で、放射状に8等分にする。
❽ベーキング用の紙を敷いた鉄板に並べ、軽く焦げ目が付くまで、15分~20分焼く。焼き上がったら、ラックの上で冷ます。