
Southern Potato Salad アメリカ南部風ポテトサラダ
ゆで卵とピクルスを入れて作る、アメリカ南部風のポテトサラダです。キャベツを使ったコールスローと同様に、じゃが芋をマヨネーズで和えたポテトサラダは、アメリカ南部の食卓には欠かせません。時間がたっても美味しさが変わらないので、ポットラックやバーベキューなど、人が集まる機会で、必ずといっていいほど、誰かがもってくるのが、ポテトサラダです。アメリカには様々なタイプのポテトサラダがありますが、伝統的に南部風と言われるポテトサラダにはゆで卵が入っています。その他、スウィートレリッシュというピクルスの微塵切り、玉ねぎ、セロリが入っているレシピが一般的です。マヨネーズが味の決め手になるので、瓶詰タイプのアメリカ風のマヨネーズか、自家製のものを使って作るのがお薦めです。
とてもシンプルな材料で作るポテトサラダですが、それぞれの家庭によって、独自のレシピをもっているのが普通なので、どのような作り方が正解というものではありません。例えば、ピクルスでも、スイートタイプのものを使うか、ディルピクルスを使うか、レモン汁を使うか、りんご酢を使うか、一般的なイエローマスタードを使うか、お酢の入ったディージョンマスタードを使うか、なので好みが変わってくると思います。このレシピは、少量のヨーグルトとマヨネーズを混ぜて使っているので、少しさっぱりとした仕上がりになっています。濃厚な味が好きな人は、マヨネーズだけで作ってみてください。

最初にじゃが芋と卵を茹でます。じゃが芋は皮をむいて、茹でやすい大きさに切ってから、鍋に入れて水を注ぎます。卵も鍋に入れて、同時に茹でます。沸騰したら火を弱めて、卵はさらに、8分程度茹でてから、冷水いついて冷やします。じゃが芋はさらに5分程度茹でて、軟らかくなるまで茹でます。

じゃが芋が軟らかくなったら、笊にあけて、水気をよく切ります。

その後、食べやすい大きさに切りそろえます。じゃが芋が温かいうちに、軽く塩をふっておきます。

ゆで卵は、冷水で冷やした後、皮をむきます。

少し粗目に角切りにします。

玉ねぎは微塵切りにして、冷水にさらしてから、水気を切ります。

その他、セロリ、イタリアンパセリ、青ネギを微塵切りにします。ハーブは、青ネギを使っているレシピが多いですが、イタリアンパセリやディル、チャイブなど、好みのものを使うといいと思います。ゆで卵とハーブの微塵切りは、飾り用に少量とっておきます。

ドレッシングの材料を別の容器に入れて、混ぜ合わせます。マヨネーズ、ヨーグルト、マスタード、レモン汁、塩、黒胡椒を使います。ヨーグルトが混ざりにくいので、塊がなくなるようにします。


ドレッシングを、じゃが芋を入れたボールに加えて、全体を混ぜます。このときに、じゃが芋やゆで卵が、完全に冷めてから、ドレッシングを加えるのがポイントです。とくに自家製のマヨネーズは、乳化剤が入っていないので、熱に弱いです。


混ぜ合わせたポテトサラダを器にもります。仕上げに、微塵切りにしたハーブをさらに散らします。


Southern Potato Salad アメリカ南部風ポテトサラダ
難易度— :★★☆
•卵 —————————————- 5 個
•玉ねぎ (小) ————————– ⅓ 個
•セロリ (中) ————————– 1 本
•スイートレリッシュ ———— 大匙 1
•フレッシュハーブ、イタリアンパセリ、ディル、青ネギなど (微塵切り) 大匙 2
ドレッシング
•マヨネーズ (ビン詰のもの又は自家製)☆ — 180 ml
•プレーンヨーグルト ———— 60 ml
•レモン汁 —————————— 大匙 1
•マスタード ————————— 小匙 1 ½
•塩 —————————————- 小匙 ½
•黒胡椒 ———————————- 小匙 ¼
❷茹で上がったじゃがいもをざるにあけて、粗熱をとってから、さらに食べやすい大きさに切り、軽く塩をふっておく。卵は皮をむいて、粗い微塵切りににする。
❸玉ねぎとセロリは細かいみじん切りにする。玉ねぎは水にさらしてから、水気をよくきっておく。
❹ドレッシングの材料を器に入れてから、よく混ぜ合わせる。
❺大きめのボールに全ての材料を入れて、ドレッシングを加えて、よく混ぜ合わせる。
☆ Homemade Mayonnaise 自家製マヨネーズ
難易度— :★★☆
•卵 —————————————- 1 個
•りんご酢 —————————— 大匙 1
•ディジョンマスタード ——– 小匙 1
•塩 —————————————- 適宜
❷植物油を大匙2杯程度加えながら、泡立て器で攪拌する。焼くまぜったら、さらに植物油を大匙2杯程度いれて、しっかりとまぜる。この作業を繰り返しながら、卵を乳化させ、全体が白っぽくとろみがつくようにする。
❸最後に塩で味を軽く調える。