Limpin’ Susan オクラのピラフ
アメリカ南部の中でも、ジョージア州のサバンナから、サウスカロライナ州のチャールストン あたりの、大西洋の沿岸地域をローカントリー (Low Country) と言います。この地域は全米各地から、多くの観光客が 訪れる、南部らしい歴史を残している地域です。かつては、全米一の米の生産地であり、南北戦争が始まるころには 全米の米の全輸出量のほとんど全てが、この地域…
Zucchini Pasta ズッキーニパスタ
ズッキーニをクリームベースのソースに加えて仕上げた、シンプルなパスタです。ショートパスタでもいいですが、スパゲッティーのようなロングパスタの方が、ソースとの相性が良いような気がします。とても簡単に出来て、ズッキーニの緑色が美しい、夏らしいパスタです。 材料はシンプルに、ズッキーニとニンニク、生クリームを使います。ズッキーニはグレイターで摩り下ろしておくか、包…
Mushroom Brown Rice Risotto 茸の玄米リゾット
茸をたっぷりと使った玄米のリゾットです。通常、リゾットは生のお米を炒めながら、水分を徐々に足しながら火を通していきます。しかし玄米の場合、火が通りにくいので、一度下茹でをして、7分ほど火を通した状態にしておいてから、水分を再度加えながら、炒めていきます。とろみのあるリゾットですが、玄米の歯ごたえがある程度残った状態です。お米は、普通の日本の玄米を使います。今…
Zucchini Quinoa Patties ズッキーニとキヌアのパティ
キヌアをベースにして、ズッキーニを加えたパティです。パティ(patty)は、肉や魚介などを細かくして薄い円盤状に焼いたもので、主にバンズに挟んで食べられることが多いです。最近は、動物性の食材を使わない、ベジタリアン向けのパティのレシピもいろいろ考案されています。これはキヌアを使ったもので、とても作りやすいです。ベジタリアンでなくても、お肉が好きな人にも満足で…
Shrimp Pilaf シュリンプピラフ
海老を使い、レモンとニンニクの香りが効かせた、シンプルなピラフです。ギリシア風のレモンライスと似ていますが、海老がたくさん入っているので、これだけでメインディッシュになります。 海老は、殻と腸をとり、塩、黒胡椒、レモン汁をまぶしておきます。 海老の殻をつかって、海老の出汁をとります。海老の殻を鍋に入れて、最初に少し乾煎りして、生臭さを飛ばします。 海老の香り…
Summer Vegetable One Pot Pasta 夏野菜のワンポットパスタ
ワンポットパスタ (one pot pasta) とは、一つの鍋で作るパスタという意味です。パスタとソースを同じ鍋で火をとおすので、調理作業の工程を減らして、楽に作ることができます。一つ一つの料理の工程を丁寧にこなして、より美味しいパスタを作りたい、という人には不向きですが、出来るだけ簡単な方法で、最大限の満足をえたいという合理的な人に向いています。実際、ワ…
Salmon Pasta Salad サーモンパスタサラダ
シンプルなマカロニサラダのみならず、アメリカでは、実に様々なパスタがサラダとして食べられています。パスタはシンプルな素材で腹持ちもよく、どのような材料ともよく合います。マヨネーズベースのパスタサラダが多いですが、ビネグレットドレッシングを使った、サラダも多くあります。具材も、レフトオーバーのチキンや缶詰などを使ったものが多く、サイドディッシュと言えども、それ…
Cajun Shrimp Pasta ケイジャンシュリンプパスタ
クレオールスパイスと海老を加えて作った、ショートパスタです。クレオールスパイスは、ルイジアナ州の料理で頻繁に使われるミックススパイスですが、これを使うと、普段作っている料理が、たちまちケイジャン風になります。少量のクリームチーズとトマトペーストを加えて、マイルドに仕上げています。もっとこってりとしたソースに仕上げたい場合は、生クリームなどを足すといいと思いま…
Shrimp and Grits シュリンプアンドグリッツ
グリッツはトウモロコシを粗めに挽いたもので、イタリアのポレンタに似ています。グリッツをお粥のように炊いたものは、アメリカ南部の朝食では欠かせないもので、シリアルやオートミールと同じような存在です。基本的にはグリッツは典型的な朝食メニューなのですが、このシュリンプアンドグリッツは、ランチやディナーでも登場する、ちょっと豪華なグリッツです。スパイスをきかせた海老…
Mushroom Carbonara マッシュルームカルボナーラ
カルボナーラはイタリアの代表的なパスタ料理です。しかし、日本で多くのレストランで、カルボナーラと称して出されているクリームパスタ、イタリア本国のカルボナーラとは、かなり違うものだと言ってよいでしょう。本場のイタリアでは、カルボナーラに生クリームは使用しないし、上にポーチドエッグや温泉卵をのせたりするカルボナーラは、おそらく日本独自で発達したものでしょう。日本…